台北・その16 台北の夜 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

しばらく展望台からの景色を堪能した後は、
今日は天気が良いから外にも出れる、と言う事で、
早速行ってみたんですけども、
さすがに厚い壁と柵に覆われており、
展望台ほどからは景色は堪能は出来ませんでした。

その後は途中にある、
存在意義不明なサンゴのミュージアムや、
宝石店などを通り、再びエレベーターで下に下りて101を後にしました。

因みに、宝石店にはかの「テレサ・テン」のコーナーもあったんですけども、
その時にJackから話があり、
「彼女が日本で人気があったなんて信じられない。」との事。

それはもちろん本当なんだけども、
さすがに20年以上も昔の話しだし、
自分でも例えばザ・デストロイヤーなんかが、
「日本人なら誰もが知っている」レベルだった、と
最初聞いてもにわかには信じられませんでしたからね、
まあまだ20代の彼にはそうだろうな、と思ったものです。

101を後にした時にはすでに夜22時だったので、
わざわざSueらが台湾料理屋を探してくれたんですけども、
さすがにどこも閉まっており、
結局駅近くのカフェテリアに行き、23時過ぎまで色々雑談をしていきました。

時間的には3時間ほどでしたが、
平日で翌日も仕事があるだろうに夜まで案内してくれて、
何かこっちが台湾人にお礼に来たのに、
なんだか俺の方が逆に借りを作ってしまったな、
と何だか複雑な気持ちにもなりましたが、
同時に台湾人の厚い情にも触れる事ができ、
色々な部分で感動を覚えつつ再びMRTに乗りホテルまで帰って行きました。