夏休みお疲れ様でした。
無事に子供たちが学校にいってくれるとホッとします。
我が家は最上~上~中間まで各レベルの高校に子供が進学している(まだ下にいるw)と
以前に書かせていただきましたが、
中位校の保護者の方たちとお話していると、
本気で、
子供の勉強は自主性に任せている(お金はだす)
高校受験は中学校の勉強だけで十分だと思っている。
という保護者様がいらっしゃいます。
具体的には
1,「宿題大丈夫~?」「メリハリつけてね~」という「声かけ」をしているのみ。
2,塾には「塾にお任せください」といわれているので何も口出ししない。
できなければ「うちの子って〇カだから、踏み台塾にいってもちっともできないの~」等で
おわり。
3,学校から「問題ありません」といわれていれば問題ない。
本人が塾は別に・・ともっていれば体験に行ってみることもしない
こういった保護者がすくなからずいらっしゃることに驚きました。
(わが家も2に該当していた時期あり。)
ほぼ1~3どれかに該当している方が多いです。
つまり、
「学校(や塾)で問題ないといわれていれば、中位校なのは仕方がない」という考え方の保護者です。
これ、
塾や学校の教師「教育者」であって、それなりにいた時代
高校受験が内申点と共通試験のみ
だったら上記考え方で、子供の能力とあっている高校にはいれたと思うのですよね。
ただ、現状は
・学校はよほど酷くないと子供の問題点を聞いても教えてくれなくなった
・塾は出来る子をたくさん最上位校に合格させる!が目的になっているので、
中位レベルの子にはなるべく辞めないよう親はおだてて、子供には手間とお金をかけずに卒塾させる
・親は特色検査については過去問を見たことも見ようとしたこともない
となっています。
つきっきりでくっついて、面倒を見ることには賛否両論ありますが、
「学校の課題をちゃんとやるとはどういうことか?」
「塾について言っている、レベルがあっているとはどういうことか?」
というのは子供が自然に身につくことではなくて、保護者(でなくても誰か)が教えないと分からないことだと思います。
中位校の子達って結構まじめな子が多くて、
ただだれからも学習に関しては無関心で、
「もう少しできるようになりたいけど、どうしていいかわからない」と
過ごしてきた子が大半のように感じるのです。
(主観なので間違っているかもしれません、あくまで主観です)
しかも塾から「特色検査はむいてない」と言われたら、そのまま何も知ろうとしないでフェードアウト。
名前こそ中位校ではあるけれども、この点で最上位校、上位校とは学力、親の受験に向ける関心の差は天と地と程の差があると思うようになりました。
上記現状を知ると大学受験や受験へ向けての校内雰囲気という面で考えると、
子供の学力と希望は踏まえつつ、上位校以上の中から希望校を見つけてもらいたいな、というのが今の自分の本音になってきています。
まあ学校はともかく、
塾は課金してるんだから中位レベルの親子にも無条件で学力向上への熱量と愛情くださいよ!と思うのですがね。こちらは贅沢な悩みの様です。