そうとう精神的に不安定な中でも
子供は学校があります。
塾はお休みできますが、
学校は大事な時期なのと
学校は好きな方だったので休みたがらず、、、
元気はまったくない状態だったので、
送り出すときは心配なくらいでした。
事件から数日後、学校の担任の先生から電話が。
「最近、元気がないのでちょこちょこ話しかけてました」
「塾のことで悩んでる、と聞いていたのですが、
先日は明らかに元気がないと思って、
本人と◯時間目を使ってゆっくり話しました」
「塾で言われたこと、された事聞きました。
失礼ですが、保護者様もご存知でしょうか。」
「あの、失礼かもしれませんが、
塾は親御さんは続けさせるご意向ですか」
という連絡でした。
私、ぶったまげました。
◯時間目をつかって、マンツーマンで、
先生が気遣ってくださっているのは
紛れもなく「子供」でした。
先生の連絡に対して、
親は塾を続けさせるつもりはないこと、
(すでに休ませていた)
気遣ってくださったことに対するお礼を言いました。
「塾にいかなくなることで、成績が下がることを本人が不安がっていたので、ある程度余裕を持って望めそうな高校数校の進学実績を渡しました」
「それで本人の不安が解消させるかはわかりませんが、何処に行っても、ちゃんと勉強すればたいして変わらないことを伝えるために渡しました」
多分、
私がまた塾に行かせないか、
トップ校を塾無しで狙わせるようなタイプか
反応を見るための電話だったのかもしれない、
と思うのですが、
それを確かめるのも「子供」の事を考えてくださったこらだとおもいますし、
そういう風だったら、
やめるように親を説得するつもりだったのではないかなと思います。
「親御さんの意向を聞いて安心しました。今、休み時間中も本人は勉強していますよ。頑張ってるので、(本人の意志を)応援してあげてください」
といって電話は終わりました。
我が子が、
大人を、先生というものを不信にならなかったのは
担任の先生がいたおかげでした。
いろんな大人がいて、ちゃんと自分を心配してくれる人がいる。
自棄にならなかったのは、こういう方々の支えがあったからだと思います。