ひょんなこと。
に出逢ってみたい。
そう思ってから、どれくらいの時間を過ごしたろうか?
最初の衝動を今はもう思い出せない。
ただ、想いだけは持続して。
想い続けて想い続けて。
いつしか僕は
ひょんなこと
に出逢えるのだろうか?
問いかけている。
ときどき、怖くなる。
もしかしたら、「ひょんなこと」なんて空想世界の出来事で。
生涯出逢うことができないのではなかろうか、と。
ああ。
ひょんなこと。
この世のどこかで
僕を待っていてくれるのだろうか?
今日も明日も。
僕は「ひょんなこと」に飢え
彷徨するだろう。