家族のきずないつか。 いつかは両親と別れるときがくる。 でも、 もしかしたら明日。 なんて本気で思うことができない。 こころの準備は、まだできそうにない。 いつか。 幼い頃は感じなかった両親の老い に気づいたとき、 いつかが必ず来ることを思い知らされる。 きっと逃れることのできない、いつか。 母親の背中を流すことは出来ないけれども。 父親の背中は流せるかも知れない。 行ってみるか? 銭湯。