今日、近くの町内で開かれた青空マルシェに参加してきました。
隣の校区で、ウチの事をご存知の方、そうでない方それぞれとお話をしながらあっという間の2時間でした。
その中でお一人の方がお買い物の後にわざわざ戻って来られてこうおっしゃいました。
「先日、息子を亡くしたんですが、おたくのハーブスパイスチキンが食べたいと言って食べさせたら『美味しい、美味しい』と食べてくれたんです。それがまともな最期の食事だったんだけど満足してくれたから嬉しかったのよ。それを一言貴方に伝えようと思って。」
不意のこの言葉とその方のまなざしに
「・・・そうですか。・・・ありがとうございます。」しか言えませんでした。
私たちが作った食べ物がお口に合う・合わないは必ずあるので、これまでいろんな感想をいただきました。
しかし、今回のような人生の最期のひと時に関わって、お礼を言われるなんて、想像もしてませんでした。
世の中沢山の、比べ物にならない絶品がある中
私たちのチキンを選んでいただいた事に
心から感謝申し上げます。
そして、その気持ちを忘れないように
ここに書き記して
これからも励んで参ります。