オーストラリアで会計士の資格を取る！
今日はまじめに会計士のお話。
これからオーストラリアで会計士を目指す方、目指している方のお役に立てればいいな！と思います。
オーストラリアにはICCA（Chartered Accountants in Australia）とCPA Australia（Certified Public Accountants）の二つの団体があります。
一般的に難易度は
CA＞CPA と言われています。
実際、CAでついていけなくてCPAに登録変更する方もいらっしゃいます。私の元Mentorも、試験勉強の他にもWorkshopやパネルディスカッションへの参加など、フルタイムで働きながらこなしていくのが大変だったということですが（特にうちのような田舎だと、近くの都市まで通わなければいけないので）、たぶんこれは言い訳で、試験も相当難しくて脱落してCPAに変更したらしいです。
特に英語を母国語としない外国人にとってはCAは難関だと言えます。そういった現状があるので、知っている外国人のお友達は皆CPAです。
シドニーで試験を受けたことのある友達は会場は99%中国人に埋め尽くされていた、と言ってました。こういった現状があるので、ほとんどCAサン達は自分達の方が格が上だと思っている気がします。私の事務所のファウンダーにお会いしたときも、CPAの勉強が終わってからでもいいから、CAもやりなさいと熱く語られたものです。（絶対にやりませんけどね!!!(-з-)）
私はもちろんCPAの会員なので、CPAのことだけ書きますね。
まづCPAの準会員になるためには、大学（最近はTAFE－豪の専門学校-でもいいらしい）でCPAの認める単位をとらなければなりません。各大学によってコース名は異なりますが、下記のエリアをカバーしている単位をとらなければなりません。
・Financial Accounting
・Management Accounting
・Finance
・Auditing & Assurance
・Australian Taxation
・commercial and corporations law
・Information systems design & Development
・Economics
・Quantitative Method
オーストラリア国外の学士号や修士号を保有している場合は、取得済みの学士号を CPAがオーストラリアの学士号・修士号と比較する形で査定を行います。すでに履修してる科目は申請すれば免除されますが、法律系は日本とは違いますので、再履修が必要です。
詳しくはCPA Australia webサイトをご覧ください。
そして大学卒業後、準会員に申請する資格を有することができます。ここから正会員になるには、3年の実務Practical Experience Requirement (PER)（＊2010年の1月から今までのMentor ProgramがPERに変更されます。）と6科目の試験に合格しなければならないのです。この6科目はプログラムを始めた時期によって異なります。
私の場合は
3つの必修科目
・Reporting and Professional Practice (RPP)
・Corporate Governance and Accountability(CGA)
・Business Strategy and Leadership (BSL)
選択科目
・Advanced Audit and Assurance
・Advanced Taxation
・Financial Risk Management
・Insolvency and Reconstruction
・Personal Financial Planning and Superannuation
・Strategic Management Accounting
このうちから3つ履修する必要があります。
試験の有効期間は6年間です。一期（約3ヶ月で Term１が2月～5月、Term2 が8月～11月）に何科目履修しもいいのですが、2科目以上はお勧めできないとCPAも言ってます（2科目以上取った方の合格率が低いので）。
一期に2科目履修もこなしてCPAとして活躍されている、ゴールドコーストの会計士さん、中野愛子さんの記事も参考にしてみてください。中野さんのブログは会計関係以外にもオーストラリアに関する情報が満載でとても為になります。
個人的には、1科目だけでもフルタイム勤務だととてもじゃないけど対応しきれません。一期に1科目づつ履修していって、3年間で6科目、同時に実務も3年間積み、3年間で正会員！というのが望ましい結果ですが・・・私にはたぶん無理
これからオーストラリアで会計士を目指す方、目指している方のお役に立てればいいな！と思います。
オーストラリアにはICCA（Chartered Accountants in Australia）とCPA Australia（Certified Public Accountants）の二つの団体があります。
一般的に難易度は
CA＞CPA と言われています。
実際、CAでついていけなくてCPAに登録変更する方もいらっしゃいます。私の元Mentorも、試験勉強の他にもWorkshopやパネルディスカッションへの参加など、フルタイムで働きながらこなしていくのが大変だったということですが（特にうちのような田舎だと、近くの都市まで通わなければいけないので）、たぶんこれは言い訳で、試験も相当難しくて脱落してCPAに変更したらしいです。
特に英語を母国語としない外国人にとってはCAは難関だと言えます。そういった現状があるので、知っている外国人のお友達は皆CPAです。
シドニーで試験を受けたことのある友達は会場は99%中国人に埋め尽くされていた、と言ってました。こういった現状があるので、ほとんどCAサン達は自分達の方が格が上だと思っている気がします。私の事務所のファウンダーにお会いしたときも、CPAの勉強が終わってからでもいいから、CAもやりなさいと熱く語られたものです。（絶対にやりませんけどね!!!(-з-)）
私はもちろんCPAの会員なので、CPAのことだけ書きますね。
まづCPAの準会員になるためには、大学（最近はTAFE－豪の専門学校-でもいいらしい）でCPAの認める単位をとらなければなりません。各大学によってコース名は異なりますが、下記のエリアをカバーしている単位をとらなければなりません。
・Financial Accounting
・Management Accounting
・Finance
・Auditing & Assurance
・Australian Taxation
・commercial and corporations law
・Information systems design & Development
・Economics
・Quantitative Method
オーストラリア国外の学士号や修士号を保有している場合は、取得済みの学士号を CPAがオーストラリアの学士号・修士号と比較する形で査定を行います。すでに履修してる科目は申請すれば免除されますが、法律系は日本とは違いますので、再履修が必要です。
詳しくはCPA Australia webサイトをご覧ください。
そして大学卒業後、準会員に申請する資格を有することができます。ここから正会員になるには、3年の実務Practical Experience Requirement (PER)（＊2010年の1月から今までのMentor ProgramがPERに変更されます。）と6科目の試験に合格しなければならないのです。この6科目はプログラムを始めた時期によって異なります。
私の場合は
3つの必修科目
・Reporting and Professional Practice (RPP)
・Corporate Governance and Accountability(CGA)
・Business Strategy and Leadership (BSL)
選択科目
・Advanced Audit and Assurance
・Advanced Taxation
・Financial Risk Management
・Insolvency and Reconstruction
・Personal Financial Planning and Superannuation
・Strategic Management Accounting
このうちから3つ履修する必要があります。
試験の有効期間は6年間です。一期（約3ヶ月で Term１が2月～5月、Term2 が8月～11月）に何科目履修しもいいのですが、2科目以上はお勧めできないとCPAも言ってます（2科目以上取った方の合格率が低いので）。
一期に2科目履修もこなしてCPAとして活躍されている、ゴールドコーストの会計士さん、中野愛子さんの記事も参考にしてみてください。中野さんのブログは会計関係以外にもオーストラリアに関する情報が満載でとても為になります。
個人的には、1科目だけでもフルタイム勤務だととてもじゃないけど対応しきれません。一期に1科目づつ履修していって、3年間で6科目、同時に実務も3年間積み、3年間で正会員！というのが望ましい結果ですが・・・私にはたぶん無理