離婚の経緯をある程度書き終えた所で、夫ハスキーとのことも書きたいと思います。

 

わたしはお話しした通り、恋愛経験は元夫の一人のみ。

16歳から30歳の15年間。親よりも私のことを知っていて(知っていたはず)

離婚しても母子手当を受け取らず、元夫のことろで家事をして子供たちが寝てから夜のファーストフードのアルバイトに行って自分のアパートに帰る生活をしていました。

 

そこまでして離婚にこだわったのは、夫婦関係を解消した証が欲しかったからです。

ここだけ見ると、それ離婚する必要あったの?って疑問が沸く方もいると思いますが、離婚できさえすれば夫に対する不満が解消されて楽になると思ったからです。

 

これは私の思惑通りにいきました。

離婚を決断して離婚届けを書いてからは今まで夫に抱えていた不満や、不満や不満が他人になることで見事に消え去り

(まぁこの人は私のパートナーではないし)と心が軽くなり、子供たちの父親としてだけ元夫を見れるようになりました。

 

これで子供がもう少し大きくなればパートから正社員になってもっと働いてー、と考えていた時期でした。

 

 

 

わたしは世間に向かってわたし離婚する‼

と叫んだことなど一度もないのですが、離婚を考え出した辺りから男性から声をかけられることが急に本当に急に増え始めました。

あればどんなミラクルなのか。私そろそろ離婚するの、フリーだよって顔に書いてあるのか、そういう雰囲気を出してしまっているのかわかりませんが、とにかく人生で初めてのモテ期でした。

 

わたしは女子高出身で、通っている間も元夫が車で送り迎えなどしてくれていたので、本当に男性との接点すらなかったので、とても怖かったです。

経験のなさと自己肯定感の低さがなせる業なのですが(え何こわい)の一言でした(笑)

 

夫と出会ったのは、まだ離婚前に友達に誘われて行ったカウントダウンパーティで、

たまたま横(といっても2つ椅子挟んで)座っていて、バーの店主(友達)から、

 

「こちらハスキー。今休暇でこっちに来てるんだって」

 こちらハル歳で子供が2人居て結婚してる」

 

「じゃ、ごゆっくり」

 

これはブリティッシュバーあるあるなのですが、紹介し合ってみんなで仲良く飲む文化なのだそうです。

友達「僕は君が安全に飲んで帰れるように保障する)

 

にしても初対面でそこまで言っちゃうんだ

 

と思いつつ、わたしの目的は英語の勉強だったので、(ドリンク代だけで英語の勉強ができる程度にしか思っていなかった)目の前の朗らかに笑うアメリカン男性と少し話すことにしたのが最初の出会いです。