以前勤めていた児童英語教室で小学1年生で辞める子が多かったんです。せっかく幼児期に英語力をつけてきたのにとてももったいないと思いました。

 

でも、その理由を考えてみると、、、

幼稚園児さんと小学生では英語の教え方が大きく異なるからだと思いました。また、小学一年生は小学校が始まったばかりで精神的にも体力的にもきついので、習い事まで頑張れない子が多かったように思います。

 

幼稚園児さんは、歌って踊って「楽しく」体全体で英語を学ぶ方法が一番適しています。きっとどんな英語教室でも幼児クラスは楽しい活動をベースにして、遊び感覚で英語に触れるレッスンをしていると思います。

 

小学生になると話が変わります。たいていの英語教室では小1ごろからは子どもたちを机に座らせて英語のお勉強することを始めます。もちろん楽しい活動を工夫すると思いますが、幼児のように歌って踊ってばかりというわけにはいかないと思います。

 

子どもの気持ちを考えると、、、どうでしょう。

幼稚園のころは歌って踊っていっぱい遊んでくれた英語の先生が、お勉強をするスタイルに変わるとなるとその変化についていけない子や、とまどう子もいるでしょう。

 

幼稚園のときは楽しかったのに、英語が面白くない。と言い出す子がいても無理もないことだと思います。自分も講師として子どもが楽しく学べるようあらゆる工夫をしました。でも、やはり何人かの子どもたちをレッスンに向かわせるのにとても苦労しました。


 さらに、小学校に入ることで、幼稚園とは環境が大きく変化します。学校での座学が始まり、自分で登下校もします。宿題も出ます。

疲れて学校から帰宅してそこで学校の宿題もやらなければならないのは大変なことだと思います。そのあとさらに英語教室に通うのは難しい子も出てくるのです。


そんな中英語へ通わせるために親は大変な思いをすることもあります


親子喧嘩をでもしたら英語が嫌いになるかもしれません。

 

個人的には、小学校1年生、2年生まで英語や習い事は無理しないほうが良いのかもしれないと思います。

 

多くの子どもたちは小学3年生くらいになると、小学校生活にも慣れます。体力もついてきます。習い事にも興味を持ちます。授業などからも英語の大切さも少しずつわかってくるので、自分から英語を習いたいという子が出てきます。


そこで英語をスタートするととてもうまくいくのです。

Step英語教室は小学3年生スタートが基本です。

でも中には小学4年、5年、6年から始める子もいます。


みんなやる気で入ってきます。そのため、意欲的に学び力を短期間で力をつけていきます!英語がやりたい仲間が集まるのでクラスの雰囲気もとても良いです。


幼児期と比べてスタートは遅くても、本人のやる気があり、適切に基礎から教わると子どもたちの英語力は大きく伸びます。また英語の発音や聞く力も三年生ごろなら、幼児期と変わらないレベルで身につきます。言語習得の臨界期は諸説ありますが、10〜12歳くらいと言われています。

私が教えた経験では4年生までに始めれば幼児期とスタートの子と発音や聞き取りは大差ないと思います。


5、6年生は発音と聞き取りには個人差もありますがこの年齢の子たちはやる気があり理解力があるので、努力すれば英語を十分習得できます!


もし、小学一年生で英語辞めたいというお子様がいらっしゃいましたら、お子様の気持ちに寄り添ってあげてください。嫌がるところを無理にやらせることだけはやめてもらいたいです。英語嫌いにならないよう対処しましょう。


もし、残念ながら辞めることになっても、小学生のうちに再度学ぶ機会に巡り合うことができれば大丈夫です!