ブルブル震えるははを豪快に撫でながら、豪快に首輪と胴輪を付け、豪快にゲージへ押し込み、安全運転で車で連れ帰る。
車内で恐怖のあまり二度、失禁と脱糞をするはは。
大量のおしっこでした。ゲージに敷いていた二枚ペットシーツと二枚のバスタオルの許容範囲を余裕で超え、水たまり状態。こぼれるっ!!こぼれるっ!!なんという量!!
自分の尿を舐めて飲もうとするはは。
ワイルド!!
ええねんええねんで!!今拭くから!きぃつかわんでええ!
はじめ強張っていたははですが、1時間程度で緊張が解け、クッションに顎を置いて脱力。
車酔いもないようで良かった。疲れたんやな。
名前は楓、車の中で決めました。
ようこそ我が家へ。これから一生どうぞよろしく。
保健所にいるときは掃除のおばさんにお掃除の水を容赦なくかけられようが微動だにせず、銅像のように動かなかった楓さん。家に着き、少し落ち着いてくれたようす。
家に到着後、楓ちゃん、と手を差し出すと、手をペロペロと舐めてくれる。
これは緊張で舐めてくれているのか、許しを請うて舐めているのか。
動物の行動を人間の解釈で判断してはダメなようで。
心を許して舐めてくれているわけではありません。
お水を飲まなかったのでボウルにお水を入れ差し出しますが、
全然飲まない。
お口のあたりに持ってっても飲まない。
試しに手ですくってあげてみるとペロペロと飲みだしました。良かった…
ドッグフードも手から食べました。
その日は全くキャリーから出ようとしませんでした。
スローモーション楓さん。
ほとんど動きません。
初めて会った時とは顔が少し違う。
でもまだまだ不安な顔。

