豪ドルの見通しについてあれこれ思い悩む。 | なせばなるなさねばならぬ

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オーストラリアは、格付けも高くて、先進国の中では金利も高くて、通貨として人気は高い。


私は、本音で言うと、あんまり好きじゃない。



なんだか、リーマンショックの前の2007年頃かな、100円近くあったのに、リーマンショック後の半年で60円切ったんだから。その印象が消せない。変動率大きいって。

その後の戻りは早かったけど、それは中国が世界を引っ張ったからであって。

中国の今の7パーセントくらいの成長率では……。


どうしても商品価格が下がると、豪ドルは弱含むと思うんだよね。




それこそ2007年頃かな、オーストラリアが5年計画で天然ガスのガス田を開発って感じの記事をみたのは。

あっという間に時間は過ぎて、今、天然ガスのガス田が稼働しはじめていて、二年後くらいには、ほぼ全部稼働するのかな。だから、2.3年うちにカタールを抜いて輸出世界一になるらしい。


シェールガスというライバルも出現したし、原油価格も下がっている。


最低賃金が日本円にして1600円くらいって、すごいことになっているらしいので、そのうち、金利も上がると言われているけど。夏には、年内に上がると聞いていたのに、その気配なし。今じゃ、アメリカと同時期に金利引き上げと、予想の時期が後にずれている。



中国依存を徐々に減らして、モディノミクスで盛り上がっているインドへシフトしているって話も聞くし、良い材料もたくさんある。


今、米ドル豪ドルの関係でみると、米ドルが強くなっている。米ドルに対して、もう少し豪ドルが戻してくれればね。豪ドルは対円で昨年の高値を抜けてくるとは思っている。




どちらにしても、今、安心して投資できる通貨は、米ドルと豪ドルくらいで。

ユーロは不思議なくらい強いけど、来年に量的緩和をはじめたら、下がると思っている。

私みたいにリスキーなんが好きな人は、レアルへ行ったら良い。


円が最弱通貨になるのなら、差はあったしても、どの通貨も円安になるんだから、深く考えなくて良いとも言える。