この日は1986年メッツが優勝した年から30周年ということで、試合開始前にセレモニーがありました。
なんと、当時の監督や選手が勢ぞろい。
一部、息子さんご夫婦が代わりに登場していましたが、きっと当時からのファンは感激だったことと思います。
試合開始前から会場は満席の大盛り上がりでした。
そして午後7時15分試合が始まります。
なんと彼は、つい先日5/11にマエケンが先制ソロ、逆転3ランと2打席連続ホームランを打たれたお相手です。
投手としても超一流。昨年メッツのリーグ優勝・15年ぶりとなるワールドシリーズ出場に多大な貢献をしていて、今ノリに乗っている期待の若手です。
これまでメッツ戦に来ると、たまたま彼が先発投手のことが多いのですが、いつもキレのいい速球を見せてくれます。
この日も、常時90mph後半以上の速球を操り、制球も良く、調子は上々に見えます。
実力はもちろん、身長198cmの長身に、野球選手らしからぬ長髪、華やかな外見に地元での人気も高いようです。
一方の前田健太投手は、初回に強烈なライナーが右手を直撃するというアクシデントに見舞われました。
遠目に見ても、かなり痛そうな激しい打撃で、とても心配しましたが、そのまま続投。
ところが、この日はアクシデントが続きます。
3回にシンダーガード投手がドジャースのアットリー選手の背中後方を通過する、時速99マイル(約159キロ)の直球を投げ、危険球と判断され、即退場に。また、抗議したメッツの監督も退場となってしまいました。
アットリー選手がマウンドに上がる度に会場から物凄いブーイングだったのですが、理由は、昨シーズンメッツのテハダ選手と接触して、右足を骨折させてしまっています。
そのため、この危険球が報復とみられてしまったようです。(実際のところは、わざとか偶然かわかりませんが。。)
わずか34球でシンダーガード投手がマウンドを去ることとなり、会場はさらなる大ブーイング。ヒートアップした観客たちは皆立ち上がり顔を真っ赤にして文句を叫んでいました。
シンダーガード投手目当てに来たお客さんも多いと思うので、気の毒でしたし、マエケンとの対戦が見られなかったのが、とても残念です。
その後も前田投手はアクシデントを感じさせずに5回2安打無失点。75球でマウンドを降りました。
さらに、ドジャースは前田投手の降板後、例のアットリー選手の2打席連続ホームランなど本塁打となるグランドスラムなどで大量リード。9―1で勝利しました。
前田投手がいるためドジャースを応援していた私は、アットリーのホームランについ興奮して拍手。
すると、夫に「危険だから」とすぐに制されてしまいました。
それほど、メッツファンはヒートアップしていたので、刺激しないよう大人しく応援し、密かにドジャースの活躍とマエケンの白星に歓喜しました。
野球のことはあまりわかっていませんが、こうやって度々観戦していると色々なことが起こり、楽しむことができます。
席にこだわらなければ、気軽に行ける金額なので、これからも時々生観戦したいと思います。

にほんブログ村