昨日の自民党新総裁で高市早苗さんが就任されました。
就任演説の時にワークライフバランスを捨てると言われたことが早速賛否両方の意見が挙がっているようです。
私は就任演説で
「働いて働いて働いて働いて働きます!」
と高市さんが言ったのをテレビで見た時に、
思わず涙が出そうになりました。
高市さんは1961年生まれの64歳です。
奈良県の公立進学校から国立神戸大学に進んで卒業した時は、まだ男女雇用機会均等法が制定される前です。
私は男女雇用機会均等法が制定されてから大学を卒業しましたが、当時はまだ女性で総合職に就く人はほんの一握りで、職場では「女のくせに」「だから女は」「どうせ女だから」と言われることも珍しくなかった時代です。
だから女性で仕事を認めてもらうために男性の3倍がんばらなければならないと耳にしたこともありました。
まして女で世襲議員でない高市さんは、これまでどれだけがんばってきたのかと思うと、「ワークライフバランスを捨てる」と言うのは、ごく当たり前だと私は思います。
そういったバックグラウンドを想像できず文句を言う人に、私は正直呆れてしまいました。
今月中におそらく高市さんは総理大臣に就任する見込みです。
問題が山積していますが、できる限り適材適所で人事を組んでもらいたいです。
それから総理大臣も閣僚も短期間で替わると税金の無駄だから、マスコミは些細なことで叩かないでほしいですね。

