もうそろそろ本当にシャワーを浴びたい。

手術の前日に入ったっきりだ。


お腹の管が入ってる以上は入れない。


朝、看護師さんに「今日お腹の管を抜くそうです」と言われた。


「シャワー浴びれますか?」

内心は(やったあああああああああ!!!!!!!!!シャワーだ!シャワーだぁああああ!!!!やっふぅううう!!!!!)だ。


「あ、一本だけなのでシャワーはまだですね」


無慈悲。


まだだった。

一本だけだった。

もう結構頭ギトギトしてるよ。



そして午前中のうちに、一本だけ抜けた。

全然痛くはなかったんだけど、お腹からエイリアン的なのが抜けていくような。

ヌルンと抜けていか感じが気持ち悪かった。

エイリアン抜けていったこと無いけど。

とにかく気持ち悪い処置だった。

でも全く痛みはなかった。


管の傷口は膿んでないし良好。


もう一本の管は「様子を見ながら抜いていこうと思います」


様子見って言葉嫌いだわぁ。

仕方ないのはわかってるんだけどね。



夕方、可愛い看護師さんが身体を拭きにきてくれた。


嬉しい。

自分で前を拭いて、看護師さんに背中を拭いてもらってる時なんだか涙が出そうになった。


何してるんだろうなって。

シャワーを浴びることも許されないこの状況がつらくて。


あんまりメソメソしなかったのに、なんだか急に悲しくなった。


スタスタ歩くとかトイレで気張るとかシャワーをあびるとかベッドから起きるとか寝返りをうつとか咳をするとかクシャミをするとか、そんな当たり前の事が出来なかったり。痛かったり。

看護師さんに「クマさんの靴下、可愛いですね」って言われて、ポジティブ復活した。

そんな風に普通の話をしてくれる看護師さんに救われた。
ありがとう、あのときの看護師さん。
あのときはあなたに救われました。

看護師さんに癒されて、落ち込んで、なんだかソワソワした1日になったな。


この日は昼も夜もご飯が好みではなくてあんまり食べれなかった。
これは自分が悪いけどね。
好きなもの食べたいなぁ。
まだコンビニに行くことも許されない。


続く