入院生活スタート。

病棟の看護師さんにバトンタッチしてからは良かった。

優しくて可愛い看護師さんだった。


その優しくて可愛い看護師さんは病室のベッドに着くまでだった。

次に来たのは頼りなさそうなおばさんと、それに指導してる怖そうなおばさん。


とにかく安静に安静に安静にと言われる。

点滴と輸血を繰り返す。

輸血2パック。

看護師さん達は単位って言ってたけど、何が何単位なのかは理解できなかった。(聞いてないだけ)


そこで問題が。


トイレに行きたい。


あのぉ、トイレに行きたいんです、、


「立ち上がってフラついたら危ないので、おしっこが勝手に流れていくバルーンカテーテルを入れます。」

怖い方のおばさんが言った。

なんならもう用意されてた。目の前のテーブルに置いてあった。


拒否!拒否拒否拒否拒否拒否拒否!!

歩いて行かせてくれ!!!!!!!!

せめて今のこの尿意はトイレでしたい!!!

と駄々をこねる。


粘る。


「はぁ。トイレ行きましょう」


ありがとう。そしてワガママでごめん。本当ごめん。

きっと同室のおばあさん達(後で知った)は厄介なのが来たな、、と思ってただろう。


いざ、夜。

また怖い方のおばさんとのバトルが始まる。

「そろそろバルーンカテーテルを入れます」

「絶対に?絶対に入れなきゃダメですか?」

「ダメです。入れます。先生からの指示です。」

「絶対に?絶対に絶対に絶対に?入れたくない。本当に入れたくない。」

「入れます。」


負けた。

まぁ始めから勝ち目なんてないのは分かってた。


でも幸いなことに入れてくれたのは別の看護師。

サバサバしたおばさんで体験談とかも混ぜて話しながらやってくれる、気のいいおばさんだった。

あの怖い方の看護師さんだったらどうしようかと。

完全に私が自分勝手だっただけなんだけど。



点滴とカテーテルのせいで寝れなかった。

スマホとイヤホンあって良かった。

YouTube最高。

アマプラ最高。


寝て起きてYouTube見てご飯を食べるだけの生活を3日くらい続けてるとカテーテルも気にならなくなってるし、看護師さんに股を開いてナプキンを交換してもらうのも恥ずかしくなくなってた。

そして私はある重大なことに気付いた。


お腹が痛い。


そう、お腹が痛い。つまり、大がしたい。



あのぉ、トイレに行きたいんです、、

お腹が、、、


「準備するのでここでしてください」


ぎゃあああああああああああああああああああああ嫌だ嫌だ嫌だ!トイレに行きたい!トイレに行きたい!!!


「ここでしていただきます」


さすがに泣いた。

そして私は我慢することを選んだ。


正直オナラしまくってた。

4日目には下っ腹は張ってるし、苦しかった。

私は毎日快便タイプなのに。


4日目の午後。

天使が現れた。

「カテーテル抜きますね」

自分でトイレに行けるということですか?という当たり前のことを聞いた。


抜いてもらうときは気持ち悪かったけど、そんなことどうでも良かった。

すぐトイレ連れていってもらった。天国はそこにあった。



そのあとシャワーも浴びれた。

自分の足でトイレに行き、シャワーを浴びる。

今まで当たり前にしてたことが、こんなにも幸せだなんて。


そのあとも点滴は繋がってたから自由ではなかったけど、カテーテルがないだけで幸せだった。


ちなみに、大学病院での採血、入院中の採血、輸血、点滴で、少なくとも25回さされた。

数えれる分だけでもそれくらい。


よく耐えたよ。



そして5日目に退院。

「手術は大学病院でやることになりましたので、ご自身で病院と連絡をとってください」と言われた。


結局大学病院なんかい!!!!!




続く