「天空の蜂」が厚かったこともあって少なかったですね。
そろそろ「ほっこり」した作品をまた読みたくなってきました。
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:979ページ
ナイス数:61ナイス

映画の宣伝で興味を持ち読み始めた。元教師、殺し屋2人の視点で描かれたハードボイルド系作品。異なる視点で書かれているため、最初は別々の話に思えるのだが、少しづつお互いの距離間が縮まっていくと、物語の厚みがより増していることに気づく。ただ、この手の作品を読むのが得意ではないためか、バイオレンスシーンに意識がいってしまい、あまり共感できるところが無かったのは残念。
読了日:1月23日 著者:伊坂幸太郎

とても20年前に書かれたとは思えない作品。奇しくも3.11の原発事故を経験したことにより、原発の危うさを身近に感じやすかったし、あの頃のことをも思い出した。東野圭吾の先見性には、ただただ感服するばかり。作品のスケール感も良かったのだが、強いて言えばクライマックスシーンの「あっさり感」は残念だった。もう一工夫あれば完璧!
読了日:1月6日 著者:東野圭吾
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