読書メーター '15年10月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

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10月も割と多めの4冊。

まっ、読んだ本が薄かったんですけどね。


2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1216ページ
ナイス数:63ナイス

果つる底なき (講談社文庫)果つる底なき (講談社文庫)感想
元銀行員の池井戸氏デビュー作。銀行を舞台にしたサスペンスミステリーで最近の作品とは作風が異なる印象。今まで読んだ作品でも銀行の専門用語が数多く登場するが、本作品は分かりづらく読むペースも上がらなかった。個人的には、人の生死が出てくるような作品は池井戸潤には合わない気がする。主人公に半沢の影がチラリ!
読了日:10月29日 著者:池井戸潤
ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)感想
下巻に入り、物語にどんどん引き込まれていった。エシックス・リスクマネジメント委員会での丁々発止やり取り、ジェネラル・ルージュの再降臨などは、ドラマを見ているかのような錯覚に陥った。田口、白鳥といった異端児が相変わらず効いている。どうやら、このシリーズは今後読破することになりそうだ。
読了日:10月11日 著者:海堂尊
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)感想
東城大学医学部のゴタゴタはいつも通り。その組織の中で翻弄されながらも、事件を解決していくであろう愚痴外来担当の田口。上巻はまだまだイントロという感じで盛り上がりも今一つ。白鳥は下巻に登場?続々と出てくる登場人物の名前を見て、「ナイチンゲールの沈黙」を読んだ後すぐにこの本を読めば良かったと後悔している。
読了日:10月9日 著者:海堂尊
探偵の探偵3 (講談社文庫)探偵の探偵3 (講談社文庫)感想
三巻では、とうとう「死神」と遭遇し、これを駆逐することに成功する。しかし、それとは引き換えに琴葉との関係を失い、また孤独な探偵に戻ってしまう。最終巻で「死神」を死神に育てた「姥妙」と対峙することになるのだろうが、玲奈は最後に人並みの幸せを掴みとることができるのだろうか? それにしても、このシリーズを読んでいると「個人情報」がどの程度流出しているのか、思いっきり不安になる。
読了日:10月1日 著者:松岡圭祐

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