読書メーター '15年1月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

一歩一歩でいいんじゃない?

水戸ホーリーホックをまったり応援する管理人のブログ。 サッカー以外の話題もあります。

1月は勢いに乗って(?)4冊。

今月のように週1冊ペースぐらいでは行きたいですね~。

ちょっとだけ、ミステリー系の読書はお休みしています。



2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1277ページ
ナイス数:153ナイス

インフルエンザワクチンはいらない (双葉新書)インフルエンザワクチンはいらない (双葉新書)感想
この本で書かれていることを100%信じて良いのか?分からないが、本当だとしたら、日本の官僚と医薬品メーカーの癒着とも言える構造には、甚だ腹立たしく思いでいっぱいだ。本を読んでいて、ここまで不愉快になったのは久しぶりだ!この本を読んで良かったのは、「自分(家族を含む)のことは自分で判断して、守る必要がある」と認識できたことだろう。
読了日:1月30日 著者:母里啓子
手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)感想
不幸にも犯罪者の家族となってしまった直貴。本人の性格や人間性に関係なく、現代社会に虐げられていく姿は読み進めるのに辛いものがあった。ただ、それが「現実」であろうということは、容易に想像することもできた。また、通信機器が発達した今、「手紙」の存在が物語により重みを増していると感じた。そんな物語で終始直貴を支える由美子の存在は、読者を救われた気持ちにしてくれる。そして、平野社長の言葉は、東野圭吾が読者に対して投げかけている問題(課題)なんだろう。
読了日:1月27日 著者:東野圭吾
魔球 (講談社文庫)魔球 (講談社文庫)感想
一見、無関係に思える「爆破未遂事件」と「高校生殺人事件」。この2つの事件が、孤独な高校生エース「武志」で繋がりを見せる。生まれながらに不幸を背負って生きてきた武志が望んでいた未来。その未来をも失ってしまう、悲しいストーリー。推理小説を読んだ後の爽快感は、この本では得られない。
読了日:1月17日 著者:東野圭吾
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)感想
シリーズ6作目は、太宰の「晩年・稀覯本」を巡る争いを中心に、栞子、大輔、そして田中の祖父母の代からの関係が複雑に絡み合うストーリー。とても良く練られていて、大事に読むつもりが一気に読み切ってしまった。また、太宰に対する現在の評価も物語に織り交ぜられ、非常に興味深かった。読み応え十分。ここまでのシリーズの中では、一番の秀作と言えるだろう!
読了日:1月8日 著者:三上延

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