読書メーター '14年5月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

一歩一歩でいいんじゃない?

水戸ホーリーホックをまったり応援する管理人のブログ。 サッカー以外の話題もあります。

なんだかんだと、いろいろあった5月。

なんとなくパワーも無くて、たったの2冊で終わってしまった・・・。

最近、ちょっと集中力も足りない。


2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:938ページ
ナイス数:57ナイス

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)感想
池井戸作品は善と悪がはっきりしていて、感情移入もしやすく、読みやすい。この作品も、そんな一冊。この作品は不景気における、中小企業の生き残りと野球部の生き残りを賭けた物語。理不尽な状況におかれ、主な登場人物がそれぞれの立場で悩み、あえぐ。読んでいると自分の仕事(会社)にも不安を感じないではいられなくなるが、そこは池井戸作品。最後はハッピーエンドで終わり、スッキリした爽快感も感じられた。
読了日:5月30日 著者:池井戸潤
竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)感想
大河の武将ものということで読んでみたが、内容は今一つ。既に関連ものを読んでいたせいかもしれないし、大河を見ているせいかもしれない。歴史物は、史実を骨格としなければならないが、作者による脚色がある程度許されると思うのだが、この本はその「脚色」の部分が薄っぺらい感じがした。おそらく、この一冊にすべてを盛り込もうとして、一つ一つのエピソードや人物描写が中途半端になってしまったためだと思う。
読了日:5月17日 著者:嶋津義忠

読書メーター