読書メーター '14年3月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

一歩一歩でいいんじゃない?

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3月はここ最近無いぐらいの読書量。

自分でも理由が分からない・・・。

まぁ、割と薄めの本(300ページ台)が多かったのもあるんですけどね。


2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1745ページ
ナイス数:76ナイス

藁の楯 (講談社文庫)藁の楯 (講談社文庫)感想
結構前に映画で見た作品。大筋は映画と同じだったので、新鮮味が無かったのはやむを得ない。映画で見た以上にどうしようもない悪党として清丸が描かれている分、銘苅の人としての苦悩がより伝わってきた。読者も何が正しくて、何が正しくないのか?を考えさせられるだろう。日本人って、こんなに悪い民族なのだろうか?
読了日:3月26日 著者:木内一裕
戦国武将・あの人の「その後」―「関ヶ原」「本能寺」…事件が変えた男たちの運命 (PHP文庫)戦国武将・あの人の「その後」―「関ヶ原」「本能寺」…事件が変えた男たちの運命 (PHP文庫)感想
戦国武将について書かれているが、多くの武将のことを書きたいために全体的に薄っぺらい内容になってしまっていた。有名な武将については知っている話、マイナーな武将については、どうでもいいような話。久々に歴史物が読みたくて再読してみたが、失敗だった。
読了日:3月21日 著者:日本博学倶楽部
白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)感想
主人公と事件に対する登場人物のコメントが中心になって話が展開し、最後に主人公が種明かしをする。おまけで事件に関する資料付き。種は今一つだった気がするが、興味深い作品で十分楽しめた。「自分の記憶で作られる過去と他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらか?」。情報が溢れかえる現代社会の恐ろしさがこの言葉の中にあると思えた。
読了日:3月18日 著者:湊かなえ
河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙感想
東日本大震災の「あの日」から、今日も、そしてこの先も被災地域・被災者に寄りそっていこうとする河北日報の方々の想いに感動。そして感服。あの日から数週間、家族の生活を考えるだけで精一杯だった自分が恥ずかしく思えた。毎年この時期(3月)になると、メディアが「震災」一色になり、被災地・被災者のことを考えさせられるだろうが、一日一日を復旧・復興に向けて必死に頑張っている方々がいることを忘れてはならない。この災害を風化させてはならない。
読了日:3月13日 著者:河北新報社
怪しい人びと (光文社文庫)怪しい人びと (光文社文庫)感想
怪しい人々(?)の短編集。この短編集は話によって好き嫌いがはっきり分かれる気がする。ミステリーとしては少々無理があるものも・・・。個人的には、「もう一度~」と「甘いはずなのに」が気に入った。どちらもミステリーと言うよりは、読み終わった後の(軽い)感動が心地よかった。
読了日:3月7日 著者:東野圭吾
天使の耳 (講談社文庫)天使の耳 (講談社文庫)感想
交通事故を題材にした短編集。殺人事件に比べて、より身近なミステリーだけに分かりやすいストーリーが多かった。一つ間違えば、誰もが被害者にも加害者にもなるような題材で本の世界に入りこみやすかった。どの作品も一捻りあって楽しめたが、気に入ったのは「天使の耳」と「鏡の中で」。交通事故の怖さを再認識。
読了日:3月2日 著者:東野圭吾

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