読書メーター '14年2月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

一歩一歩でいいんじゃない?

水戸ホーリーホックをまったり応援する管理人のブログ。 サッカー以外の話題もあります。

2月は3冊。

いつも通りのペースでした。

珍しく3冊とも、割と新しい本でしたね。

また、積読本が増えてきたので、頑張らないと!



2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1010ページ
ナイス数:125ナイス

新参者 (講談社文庫)新参者 (講談社文庫)感想
短編の集合体による長編もの。今回は加賀が単純に殺人事件を解決するのではなく、その捜査過程において関わる人々の問題にも真正面から向かい合い、より良き方向へ導いていく。短編としても長編としても楽しめた。この作品の加賀は「只者ではない新参者」だと思う。
読了日:2月24日 著者:東野圭吾
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)感想
シリーズ5巻。どうやら物語は後半に入ってきているらしい。この巻では、3つの物語の後に栞子と大輔の関係も大きな転換期を迎えることになる。結論が出ている割にはここまで少々長かった気もするが、古書に纏わるストーリーがそれをあまり感じさせなかった。そして、本巻は次巻へ続く「危険な香り」を漂わせて終わっている。その危険さは、ここまで読んできた読者にとってはMAXレベルであり、次巻が発表されるまで暫く悶々とした日々を過ごすことになるだろう。
読了日:2月16日 著者:三上延
ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)感想
「7行のあらすじ」から生み出された異なる2つのストーリー。どちらも、有川作品らしく心にすんなり入ってきた。真也の特殊能力は、この物語の中では一つのツールに過ぎず、そこから生み出される「想い」が主に描かれていると感じた。個人的にはpalallelの方が好み。途中でラストが想像できてしまっても、それを上回るストーリーに仕上がっていたと思う。
読了日:2月5日 著者:有川浩

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