暑い暑い8月でしたが、なんとか4冊読めました!
まぁ、夏休みに遠出しなかったので、時間があったということもあるんですけどね(苦笑)。
「積読」も10冊になってしまったので、早く読みたいという気持ちもありますが、今月も「まったり」ペースで行きたいと思います。
では。
8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1586ページ
ナイス数:36ナイス
私が彼を殺した (講談社文庫)
加賀恭一郎もの。この作品は、前作「悪意」の上をいく、容疑者3人の視点でリレー形式で進んでいく。それが余計に犯人特定しずらくしている。案の定、自力で犯人が分からず、「犯人はあなたです。」の一文で幕が下ろされた時には一瞬消化不良に陥りそうだったが、巻末の「推理の手引き」に救われた。でも、犯人は「あの人」で本当に良いのか・・・ちょっと自信が無かったりする(苦笑)。
読了日:08月22日 著者:東野 圭吾
悪意 (講談社文庫)
加賀もの第4弾。野々口と加賀の手記で物語は構成されている。早々に犯人が分かってしまうのだが、そこから「本当」の動機の解明が進められていき、意外な結末を迎えることとなる。まさに「悪意」がこの物語の中心にはあると感じた。面白かったので、久々に一気読みしてしまった。
読了日:08月17日 著者:東野 圭吾
プラチナデータ (幻冬舎文庫)
DNA解析が事件解決に用いられている近未来が舞台。ありそうな未来だが、作者はその問題点を「プラチナデータ」という言葉で指摘しており、その鋭さには感心させられた。また、物語の中で「人間らしく」変化していく神楽には一種の安堵感を感じたが、最後の謎解きについてはあっさりした感じを受けた。でも、まぁ一言で言うと面白かったのだが・・・。
読了日:08月14日 著者:東野 圭吾
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
下巻になって「白鳥(仲村トオル)」が登場し、話が急展開。田口(チビノリダー)を巻き込みながら、チーム・バチスタの秘密を暴いていく。医療言語が多く、最初はアレルギー気味だった本作品も、ストーリーと田口&白鳥のキャラクターの良さに「続編」を読みたい気にさせられた。
読了日:08月04日 著者:海堂 尊
2012年8月の読書メーターまとめ詳細
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