今年最初の東野圭吾:眠りの森 | 一歩一歩でいいんじゃない?

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久々に読んだ東野圭吾もの「眠りの森」。


本当は昨年末に買った本も残っているのですが、TV-CMで見た「麒麟の翼」が面白そうで読みたくなって・・・。でも、あの作品は「加賀恭一郎」シリーズの9作品目(?)なんですよね。


まだ、1作品目の「卒業」しか読んでいないので、どうしようかと数日迷い、結局、何作品か読んでから再考することにしました。いわゆる先延ばしです(苦笑)。



で、チョイスしたのが、加賀恭一郎ものの2作品目「眠りの森」。


クラッシックバレー界が舞台になっています。


当然(?)の様に殺人事件が起きて、刑事となった加賀恭一郎が謎を解き明かしていきます。その推理力は他の刑事の追従を許しません。ってか、他の刑事がダメダメに思えてきます。


また、この作品では加賀の恋心が織り交ぜられてストーリーが進んでいきます。そのためか、謎解きの部分はシンプルであまりを目新しさは感じないかもしれません。で、読み終えた後の感想は「すっきり」。


加賀恭一郎シリーズを読み進めていかないと本当のところは分かりませんが、この作品は加賀という刑事の人間性の部分(人間味)を読者へ植えつける役目を果たしている気がします。


きっと、3作品目あたりから、本当の推理小説らしい内容になっていき、加賀が活躍していくのでしょうから。