前回までの直前期の勉強についての続きで
勉強する上で心がけていたことを書いてみます。
選択式の解き方は1年目から変えました。
1年目は選択肢を見ずに自分で空欄を埋め、
分からなければ選択肢から選んでいましたが、
本試験で足きりになった経験から、普段問題集を解くときから
選択肢を見なくても分かる問題も選択肢から選んで解くようにしました。
それによって答練や模試で選択式が3点未満になる確率が
1年目より下がりました。
本試験も昨年は難易度が低かったこともありますが、
満点に近い点数でした。
直前期にどんな勉強をするにしろ、大切なのは
とにかく基礎を徹底すること。
先日書いたように脊髄反射で解答できるレベルまで
やることだと思います。
そうすれば解答スピードが上がるので、本試験で難しい問題や
今まで見たことがないタイプの問題に時間を充てられます。
また万が一本試験で緊張してしまったとしても
普段の力が最低限発揮できます。
本試験で緊張しないためには、模試で上位に入り、
自分が解けない問題は他の人も解けないと
自信を持つことです。
私は試験前も試験日も緊張することはありませんでしたが、
1年目は8月に入ると、たまに本当に合格できるかなと
不安になることがあり、上位2%に入った模試の成績表を見て、
大丈夫だと言い聞かせていました。
模試の成績が悪くても本試験で合格すればよいという考えは
いろいろな意味で危ういので私は勧めません。
模試の復習はしなくてもいいけど、そこにピークを持っていき
勝負をする練習はしておくべきだと思います。
そして合格するためには一段高い目標を持つことが大切だと思います。
私の場合は、1年目からただ合格するのではなく、
8割得点で一発合格することを念頭に当初から勉強していました。
そのために普段の勉強は9割習得を心がけていました。
目標を一段高くすることで絶対達成したい「合格」という目標を
達成しやすくなるからです。
結局一発合格はかないませんでしたけどね (;^_^A
長々と書きましたが、一人でも多くの方の努力が
実ることを願っています。
