他の家族の新たな局面を目の当たりにしたfloor は、今まで以上に自分自身と親と向き合う決心ができた。
そして、気が動転しながらも、毒パパママをしっかりと毒親認定。
その時にfloorがとった行動は、
できるだけ毒パパママとの接触をさける。
(メールや電話を含む)
理由
せっかく毒親だと思えたのに、会ってまた話したらとんでもなく怒られるし、すぐに洗脳が始まって、また毒にやられて、猛毒ファミリーの仲間入りしそうで不安だから。
だった。
こういうこと、私も思ってたから、少し安心したポイント。
そして、floor の毒抜き拒否反応として
①毒パパママからのメールや電話に異常に怯える。
→心臓がドキドキして、ギューっと縮む。
→もちろん無視するし、メールは開きもしない。けど、少しだけ見えるメッセージがいつも怒ってる内容で、それだけでグッタリする。
②会社にいても、また毒パパがくるのではないかと毎日気が気じゃない。
③毎日、罪悪感にかられる
→まだ毒があるから、毒パパママに無視して反抗していることへの罪悪感
こんな感じだった。
①は、毒親だと気が付く前と違う怖さだった。
前は、
親に怒られるのが怖い。怒られるのは自分はダメな人間だから。もっとちゃんと怒られないようにしないといけない。親の期待にこたえたいのにできない…。長男なのに自分にはできないなんて、自分最低。
怖いは怖いでも、しっかり視点をかえて自分のことを見ているように思った。
ありがたい進歩!!
もがきながら、ゆっくりと頑張ってくれている!
嬉しい!!
そして、もう一つ進みだしたこと。
それは、転職活動。
②にもあるように、とにかく会いたくないから転職して、どこに勤めてるか分からなくしたいってこと。
ここまで毒パパママと会うのが怖かったんだね。
本格的に転職活動をしたおかげで、あれよあれよと言う間に内定を2社もらった。
Floor は、この早さについていけず、焦っていた。
そして、この2社のどちらかに本当に行きたいのか?という自問自答を行なってた。
とりあえず、一社にしぼるところまできたところで、毒パパからの電話が入った。
そして、週末、運悪く携帯をいじっているときに電話がきて、焦って切ろうとしたら出てしまった。
毒パパ
何やっとんじゃ!!!!!
今まで散々面倒見てやったのに、電話にもメールにも反応せんと、何様のつもりじゃーーー!!!!
と、第一声。
Floor
…ごめん。忙しくて。。。
毒パパ
人間って言うのはな、みんな忙しいの当たり前やんか!!え?!毒パパだって忙しい合間にお前に電話してるんやろうが!!!
お前がどんどんどんどん非常識になっていくのが許せないだろうが!!誰のせいか分かってんのか?!この野郎。ほんまにいい歳して!!分かってんのか?!
いい歳して分かってんのか?
私はそのままそっくりその言葉をお返ししたい。
Floor
…。
毒パパ
電話で話してても拉致があかねぇな!!
これから会うぞ!!わかったか!!
Floor
…いや、用事があるから。。。
毒パパ
お前の用事と家族問題とどっちが大事なんだ?!え?!家族に決まってるだろうが!!用事なんて延期したらええんじゃ!!毒パパも予定あったけど、変更すんねや!!
Floor
…2人で行くね。
毒パパ
お前、なめてんのか?!
あんなやつ、家族やないって言ってんねや!まだ分からんのか?!家族問題やっちゅうねん!!
と、場所と時間を勝手に決めて、勝手に電話を切った。
Floor 、頑張って二人という言葉を発した。
えらいよ。
頑張ってくれたよ。
こういう小さな変化にも感動する。
まだまだゴールは遠いけど、ようやく一緒に同じ方向を向いて歩いてる気がした。