第3案 | その先の向こうへ

第3案

ワンピースを買いに出かけました。

自分の中で、「こういう物が欲しい!」というビジョン?があるので、これをうまく伝え、似た商品があればOKなのだが・・・。


1件目。声を掛けてきたスタッフさんに、色・形・全体の雰囲気を伝える。「ありますか?」と聞くと、「ないです。」


2件目。同じように、欲しい商品像を伝えると、まったく違うものを勧められた。とても残念。


3件目。こちらも同じように、欲しい商品像を伝えると、「ちょっとニュアンスが違うかもしれないですけど」と言って、商品を持ってきてくれた。「袖が大きいかな?」と伝えると、すかさず、違う商品を。3つ目の商品が、求めているものとは違っていたが、思わず、「着てみたい」と思わせた。


「ありますか?」という問いには、「ないです」が正解かもしれない。でも、答えは2択ではない。

人と人との関係では、まさにそうだと思うのです。

2人で出し合うもの、こちらの方が、良い結果を生み出す。

WIN-LOSEではね、WIN-WINになれれば、それにこしたことはないと思うのです。


試着している時も、会計する時も、始終なごやか。

店員:「お買い上げありがとうございました」

私:「楽しい買い物でした」 


帰りに、ふと思いだした。

その昔、IBMの経営が傾いた時の話を。

IBMのすべての社員を営業職にしたという話。

それは、お客様と接することで、求めている商品のニーズ・クレーム・改善点などを聞き、これからの商品作りに活かそうというものだった。その際、出たのが、お客様の要望に「NO」と言わないというのがあったそうです。

「どんなことにも対応しろ」ということ。そして、IBMはみごと回復を遂げたのでした。


「NO」と言わないことは、実は大変なことです。

でも、言わないでいきたいですね。どう思いますか?