こんばんは
2023年、何と言っても時間をかけて取り組んだのは
ドビュッシーの「喜びの島」でしょう
2022年の発表会が短かかった(黒鍵のエチュード、亜麻色の髪の乙女)ので
「来年は何か1曲ドーンと大曲を弾かれても」と言われてたのと
去年がピアノを始めて、中断を挟みつつも30年の節目に当たり
一度大曲にチャレンジしてみたいという気持ちがあったので
「自分が弾くことはないだろう」と思っていた曲の中から選びました
とにもかくにも譜読みが大変で、めちゃくちゃ時間がかかりました
2月から始めて(途中「テンペスト」で2ヶ月中断しましたが)
推し活で大幅に練習時間が減ったこともあって
発表会のある9月の時点でやっと譜読みはできたかな…という感じでした
もともと曲に対して持ち時間が短く、カットするのが前提だったんですが
テンポも上がっておらず大幅カットになってしまうため、発表会で弾くのは断念し
(発表会では代わりに「悲愴」第2楽章を弾きました)
11月の弾き合い会で通して弾くという計画に変更
もともと4ページぐらいはカット予定でまだ読譜もしてなかったので
発表会が終わってから今度は気合いを入れて譜読みをしました
結局10月半ばにカットしていたところも含めて譜読みが終わり
そこからは割とすぐに曲になりましたね(ドビュッシーあるある)
結構で似たようなパターンで音が違うだけという部分が多いので
曲をいくつかのセクションに区切って、集中的に練習していきました
練習自体に目新しい方法はなく、今までやってきたことを応用しただけです
結局のところ「大曲」や「難曲」と呼ばれるような曲でも
全ては基本の積み重ねや組み合わせで出来ているもので
易しい曲でしっかりできていることは難しい曲でもちゃんとできるし
普段から怪しいところは難しい曲になるとやっぱり出来ない
なのでもっと精度を上げようと思ったら、苦手を一つずつ潰していくしかないです。
あとは今までにこれぐらいの規模(長さじゃない)の曲を弾いたことがなく
そんなわたしが曲としてまとめあげられるかという問題がありましたが
「喜びの島」がしっかりストーリーのある曲(W不倫からの駆け落ち)なのと
ドビュッシーの曲は私が弾きたい方向と楽譜の指示が一致していることが多いので
(なのでたとえ譜読みが地獄でも、読めてしまえば弾きやすかったりする)
割と曲の全体像を考えながら弾くということはできていた気がします
もちろんそれが表現できていたか、と言うのはまた別の話ですが
9ヶ月(中断があったので実質は7ヶ月ちょっと)かけて、ここまで来ました
もっと他の曲をたくさん勉強してから、また弾きたい曲です