こんばんは🌙

 

ピアノって鍵盤楽器ですが、鍵盤がハンマーにつながっていて

ハンマーが弦を叩いているので打楽器でもあるわけです。

…という話を中学生の時、音楽の先生が屋根を開けて中を見せながら教えてくれました。

 

これ、結構大切なことだと思うんです。

打楽器ということはどうやって音が出るかは物理学の問題なので

ある程度、欲しい音を狙って出すこともできるはず。

そのためのコントロールが求められる(そしてそれが難しい)のは言うまでもないですが😊

 

実は私、大学時代に軽音楽部でドラムを叩いていたんですが

強い音が欲しいからとスネアやシンバルをぶっ叩くと

確実にメンバーから「うるさい」と苦情が出ます。笑

 

力任せに叩いても得られるのは耳障りで乱暴な音であって

遠くまで良く通る、いわゆる「抜けた」音ではありません。

そして何より確実にシンバルやスネアのヘッドが割れます😇余計な出費が🤣🤣🤣

 

ピアノでpやppの時にスタッカートで弾くのが難しいのと同じで

ドラムも弱い音で叩くのはとても難しいです(特にスネアは音が響きやすい)。

理由も「筋肉を緊張させる時間が長い」「ちゃんと音が鳴らない」と全く同じです。

 

なので、ピアノでもドラムを叩く時のことを思い出しながら練習することが多いです。

例えばこの間のレッスンで「強い音は出てるから、音の幅が欲しい」と言われた

「幻想即興曲」のコーダ(そろそろヘロヘロになってきている頃)。

動画の通り、だいぶ楽譜通りにffとpの差はつくようになってきたんですが

問題はffで弾いているところの中の強弱(アクセントの有り無し)な気もしますね。

この曲の場合、主旋律以外の音は極力弱くしないと非常にうるさい仕上がりになります🤣

 

しかし、弱い音弾こうとすると頭が鍵盤に近くなるのは何故だろう。笑

顔が近くなるから指が当たらないようにという意識が働くのだろうか🤣🤣🤣

 

そしてこの直後に大トラブルがあって(そこはカット😝)、最後のところ。

この曲の一番難しいところ、ここなんじゃないかと最近思ってます。

このスピード感でpp(それも一番疲れている時に!)は出ませんって🤣

出来るだけ指を動かさないように、弾く位置も工夫してみた結果

これでもだいぶ音量は絞れてきましたが、ペダルの踏み方がちょっと深いかな。

最後の分散和音ぐらいの音で弾いて、最後をもっと弱く弾けるとベストなんですが。

 

家での練習は電子ピアノ(=電子回路から音が出る)なので

どうしてもペダルや細かいタッチの練習は難しいところもあるんですが

(電子ピアノではギリギリまで弱くできても、生ピアノだと音が出ちゃうとか😇)

電子ピアノでこれぐらいだと生ピアノではだいたいこんな感じ、という感覚はあるので

毎日コツコツと頑張っていきたいと思います♫