おはようございます🌞

 

週末スタジオに入った時に、初めのレッスンで弾いたランゲの「花の歌」を撮り直しました。

2回目のレッスンで少し修正して合格になったんですが、修正後を撮っていなかったので。

この曲は小学生の時に発表会で年上のお姉さんが弾いていて、

「いつか弾いてみたい」と思っていたことを、レッスン再開させる時に思い出して選びました。

 

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「花の歌」というタイトルは野に咲く花とも素敵な異性(同性でもいいですが)とも取れますが

とりあえず、私の中では文字通りの「花」と言うことでイメージを考えました。

 

時には風雨にも耐えながら(ニ短調になるところ)、頑張って咲く花。

後半の変ロ長調になるところは、満開を迎えたときに感じる生命の喜び。

分散和音で駆け上がっていくところで花が散って、命の終わりを迎えます。

最初のメインテーマに戻って、そのあとに出てくる最後のところで

こぼれた種から芽が出て、新しい命が生まれる…

 

この曲を弾くときは、いつもそんなイメージで弾くようにしています。

 

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1回目のレッスンで先生に「発表会で弾ける仕上がりを目指しましょう!」と言われ

練習嫌いでも、それなりに頑張って練習した発表会を思い出して(笑)

「ここから上を目指すってこういうことなんだ」と決意を新たにした曲でもあります。

 

「クレッシェンドは思い切らないと、聞く人にはなかなか伝わらない」とよく言われましたが

自分で客観的に聞いても物足りなさを感じるので、そこはこれからの課題です。

それとメインテーマに出てくる左手の和音(3拍目と6拍目)がどうしても大きくなりがちで、

ちょうど次の「ノクターン2番」も同じパターンなので気をつけないといけないところ。

 

あと、譜読みの細かい見落としをいくつか指摘されたので(休符とペダル関係が多かった)

もっと注意深く譜面を読んでいかないといけないなぁと反省しました。

「音符が正しく読めたらOK」みたいに、雑になっていたところはあったかも。

 

そして今の先生はテクニック的なこと、例えばテンポの揺らし方を教える時に

「これ、ショパンのノクターンとかでも使うからね」とか

この曲ではないけれど、フォルテで速いパッセージが続くときに思わず指を上げたら

「そんなに指を上げていたら、幻想即興曲は弾けないよ~」とか

他の曲につながっていくところもおっしゃってくださるんですが

それを自分で判断できるようになることが「引き出しを増やす」ことだと思っています。

 

子供の頃に憧れた曲を大人になって弾くことになりましたが

学んだことはとても多くて、最初にこの曲を選んでよかったと思いました。

何より、大人になった今聞いても本当にきれいな曲!

 

ずっと1分間動画を載せていたんですが、Youtubeの限定公開を覚えたので。

これからは時々フルの動画も載せていきたいと思います!

ついでに「人形の夢と目覚め」と「ジムノペディ第1番」もこっそりフルの動画を追加しております。笑

(他はフルで使えない物だったり、演奏はそこそこだけどスマホの通知音が入ったりしたのでボツです…)