こんばんは🌙
 
今日はスタジオに入って練習してきました🎹
「次回のレッスンまでに次の曲、練習してきてください」と言われているので
ついに腹を決めて取り組むことにした「ノクターン2番」の譜読みをしています。
 
子供の時のレッスンって毎回修羅場だったし(私が練習しなかったせい)
中学校の合唱の伴奏も違う意味で修羅場(主張が強くて先生とケンカ)だったんですが
今は一応大人になったということなのか…笑
習っている先生の人柄もあって、とても穏やかなレッスンです。
ただ求められているレベルはもちろん子供の頃よりも高くなっているし、
帰り際に「あれ、私、結構無茶振りされてない?」となることもあります。笑
(↑まさに今「2週間後までに通せるようになるのか…」と思ってます。笑)
 
高校生の時はとりあえず最後までは通せたものの、
そこから先へ行けなかった「ノクターン2番」に再チャレンジするにあたって
まずは左手の動きをきっちりと覚えることから始めました。
今思えば、高校生の時はそこが雑になっていた気がします。
 
右手はどんどん変化していきますが、左手は比較的同じパターンが続くので
まずは右手がシンプルな最初の部分を練習し、確実に弾けるように。

それから少しずつ進めていこうと思っています。

 

と言うことで…「小犬のワルツ」の仕上げも同時進行でしていることもあり

まだほとんど進んでいなくて、最初しか練習できていませんが

とりあえずグランドピアノで弾いた時の感覚を確かめるために録画してみました。

ここからどうなっていくのか、自分でも楽しみです。

 

せっかく子供の頃からずっと憧れてきた(恋焦がれていたとも言う。笑)曲を

先生から「弾けると思うけど、どう?」と薦めていただけたので

「絶対できる」と思って、コツコツ頑張りたいです。

 

🍀 🍀 🍀

 

タイトルの「曲を仕上げていく作業は、なんとなく家の掃除に似ている」ですが、

恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」の中で、登場人物の一人が
リストの「ピアノソナタ ロ短調」を練習しているときに出てくる言葉です。
この小説には印象に残っているシーンや言葉がたくさんあるんですが
今の私にはここのシーンがとても身に染みて感じられます。

 

愚直に一部屋ずつ丁寧に磨いていくしかない。
それでも辛抱強く丹念に磨いていくと、毎日さまざまな発見がある。
(中略)
やがて、その日はやって来る。

意識しなくても、隅々まで手が行き届いて、屋敷が生来の美しい姿を現す日。

 

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まめにモップをかけなければならない場所
目立たないけど、念入りに掃除をしておきたい箇所
風を通した方がいいタイミング
「ノクターン2番」のそれは、どこだろう?