( ノ゚Д゚)こんにちわ『桐生市 美容室 STEP』です。
皮膚は気温や湿度の変化・紫外線・生活環境の変化など、
1年を通してさまざまな外的・心的ストレスにさらされています。
季節ごとに気をつけたい皮膚トラブル
トラブルの原因を把握して、きちんと対処していきましょう。
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◇光線過敏症
太陽光線に当たりやすい顔・手甲・前腕・耳などに、発赤や何らかのトラブルが出る疾患の総称です。
・光毒性
紫外線が当たることにより発生した活性酸素が皮膚細胞を傷つけます。
発赤・水疱など日焼けによる炎症に似た症状が特徴です。
口紅の原料である「コールタール」は光毒性物質です。
・光アレルギー性
ある物質に紫外線が当たることにより生じるアレルギー反応で、湿疹のような症状が特徴です。
紫外線吸収剤は光アレルギー性を持つ物質ですので注意が必要です。
皮膚には紫外線吸収剤を使用したものより紫外線散乱剤を使用したものの方がかぶれを
起こす心配がありません。
・その他
自然界の中にも接触することで光接触性皮膚炎を発症する植物もあります。
セリ科 ニンジン、ウイキョウ、セロリ
クワ科 イチジク
アブラナ科 マスタード
◇紫外線トラブル
紫外線の皮膚への作用
過剰な紫外線 - 急性反応 - サンバーン ・・・ 赤い日焼け、紅斑
- サ ン タ ン ・・・ 黒い日焼け、色素沈着が起きたもの
- 慢性反応 - 光老化(シミ、シワ)、発ガン
日焼け
日焼けをすると皮膚細胞が傷つけられます。通常、皮膚は傷ついた部分を修復しようと働きますが、
過剰に傷ついてしまうと自らその細胞を排除(細胞死)しようと働きます。
紫外線B波の照射後20時間以内に細胞死が始まり、紫外線A波の照射後4時間以内に細胞死が
始まます。日焼けをしなければ、このようなことは起こらないのですから、日焼けが肌に過度の負担
をかけてしまうことは容易に想像できると思います。
日光浴が推奨されてきた日本も近年ようやく紫外線の有害性が広く知れ渡るようになりました。
紫外線トラブルを引き起こさないためには、予防と対策が大切です。
日傘・帽子・サングラスを使用する
紫外線の強い時間帯10時~14時の外出は避ける
長袖・襟付きの衣服を着る
サンスクリーン剤を上手く使う
その他、ビタミンA、C、Eなどを代表とする抗酸化物質を摂取、外用することにより紫外線皮膚障害
を抑制する効果が期待できます。
◇ニキビダニ
ほとんどと言っていいほど、すべての人の皮膚にダニが寄生していることを皆さんはご存知でしょうか
顔の毛穴に多く寄生することから「毛包虫(デモデスク)」とも呼ばれ、正常な人の皮膚からでも1/3
の確立で見つかります。新生児や幼児からは見つかりませんが、親の頬ずりなどで感染することが
分かってます。
このダニは皮脂を餌にしていますが、ダニ自体に病原性はないと言われています。しかし、異常な数
が毛穴に寄生していたりすると炎症を引き起こしニキビのような症状(毛包虫症)を発症します。
原因としてステロイド剤の使用とも言われますが、その他免疫力が低下したり、菱が多くなる季節に
洗顔を怠ったり、油性化粧品などの長期使用が毛包虫の増殖を促進すると言われています。