( ノ゚Д゚)こんにちわ『桐生市 美容室 STEP』です。
染毛剤が引き起こす皮膚トラブルとは
カラーリングや毛染めが皮膚に与える影響
1990年代後半の茶髪ブームにより、数多くのカラーリング剤が市場に
出回るようになりました。以前は染毛剤といえば白髪染めを指していまし
たが、現在では若年層からの使用が生活習慣として定着しています。
私たち消費者が各製品の特徴や効果をきちんと理解することは不可欠
です。誤った使い方により、思い通りの色にならない・毛髪の損傷・皮膚
障害・アレルギーの誘発ということにもつながります。特にその悪影響が
頭髪よりも頭皮・皮膚に起こることは明白です。
染毛剤には、化粧品としての染毛料や医薬部外品としての染毛剤など
があり、シャンプーなどにより洗い落とせるものから、使用を誤ると皮膚に
着色して簡単には除去できないものまで幅広く種類があります。
もちろんメーカー側は莫大な費用をかけて製品の安全性実験を実施い
ています。しかし、マウス実験によりカラーリング剤が子宮収縮・乳ガンな
どを引き起こす可能性のある環境ホルモン作用を示すと判明しています。
今のところ人体に対する影響は分かっていませんが、注意は必要でしょう。
トラブルを回避するには皮膚科・理美容室でのパッチテストの実施を促す
必要もあります。
ファッション性を優先してカラーリングをされる人は、健康な頭皮を維持
できるように頭皮の表面を保護するものを塗布して、予防するのがよいで
しょう。直接染色される髪の毛に対しては、ある程度のダメージは覚悟しな
ければなりません。
刺激が少なく、アレルギーを起こしにくい原料を使用した頭髪・頭皮にや
さしい染毛剤が開発されることを僕は信じています。
商品選びの注意点
シャンプーをはじめとする洗浄剤に求められる条件は次の4つが挙げられます。
適度な洗浄機能(どのような界面活性剤を使用しているのか)
皮膚炎を起こさない安全性
皮脂を落としすぎない
使いやすく使用感が良い
皮膚本来の機能を損なわない + 適度な洗浄性 = 安全
皮膚に対する ・物理的刺激 汚れを落とす機能
・科学的刺激
髪にいいと言われる新製品がいろいろ出回っていますが、各自で安全なものを
選ぶように心がけましょう。