ヘア剤の皮膚への影響について | 桐生市 美容室 STEP-web Beauty news-

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シャンプーが引き起こす皮膚トラブルとは!?

 お客様から「どのようなシャンプーを使ったらいいのですかはてなマーク」と言った質問

を受けることが多くなりました。

 TV、インターネット、雑誌などによりさまざまな情報を目にする中、どれが自分

に合っているのか判断するのが難しくなっています。流行に飛びついては失敗し、

皮膚トラブルを引き起こしているのが実情でしょうか・・・。


シャンプーが引き起こす皮膚トラブル

 毛髪・頭皮に付着したほこり・スタイリング剤・汚れ(脂質・フケ)を洗い流して清

潔に保ち、皮膚代謝と生理機能を正常に保つことが洗髪の目的といえます。


1洗浄に伴う過度の脱脂

 皆さんもご存知の通り、シャンプーの洗浄効果は主に石油系界面活性剤

に由来し、合成のものを使用すると髪や地肌に容易になじむため、必要以

上の脂質が奪われやすい状態となります。表皮、特に角質層を破壊するこ

とでかゆみ・アレルギーを誘発してしまいます。


2角質層の変性・水分保持機能の低下

 強い洗浄効果を持つ石油系界面活性剤は、本来皮膚から入り込まない

化学物質でも入り込みやすくしてしまう働きがあります。

 正常な皮膚を変性させ、角質から天然保湿因子や細胞間脂質などが溶出

することにより、本来10~20%に保持しなければならない水分量を低下させ

てしまいます。

 これにより、洗浄後に皮膚の生理機能を維持することが難しくなり、皮膚の

乾燥とバリア機能の低下をきたす恐れがあります。乾燥した肌荒れ状態によ

りフケ・抜け毛・細毛の症状が起こりやすくなります。


3かぶれ・湿疹

 直接肌に触れるシャンプーは頭皮に限らず、顔・身体に残留しやすいと言え

ます。皆さんはどのくらいすすいでいますかはてなマーク

 シャンプーは比較的短時間で行われますが、石油系のものは強い浸透力で

皮膚に残留しやすく、影響は大きいと言えます。

 近年は、理美容業界における「シャンプーが引き起こす皮膚炎を中心とする

トラブル」は減少傾向にあります。しかし、理美容師がアレルギーなどの皮膚

炎を起こすといったケースはまだ発生しており、パッチテストを繰り返し行った

結果、有害な成分の含有が特定できたという報告もあります。


4香料

 香りは臭覚を介してさまざまな作用を及ぼし、皮膚にも影響を及ぼすことが

明らかになっています。

 厚生労働省が謳っている「香料の量規制」に関する安全性基準は、長時間

皮膚に接しているクリームや化粧水に比べ、洗い流すシャンプーの方が緩やか

ですが、数千種類に及ぶ香料は以下のような点に注意が必要です。


1 皮膚一次刺激性 →右 皮膚炎(かぶれ)

2    感作性     →右 接触性アレルギー性

3    光毒性    →右 光を介してはじめて皮膚刺激を起こす

4    光感作性   →右 光を介して生ずるアレルギー反応を起こす

5    眼刺激性   →右 眼に対する安全性

6    変異原性   →右 細胞変性(発ガン)


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