木曜日の話
中2の授業前、今日から新入塾生がやってくるはず。
ところが、見慣れない顔が3人いる。
1人は新入塾生。
あと2人は「体験授業に来ました!」と言う。
『まぁ、ちょっと座れ!』
「有料体験」である旨を伝えたが、入塾したい意思はあるようなので「体験申込書」に記入させた。
何の抵抗もなく書き込んだ。
じゃ、まぁ、受けさせてやろう。
その前に・・・
(見た目や髪型がヤンキー風だ)
『ちょっと見たところヤンキー風なヘアースタイルだな。先生はなっ、ヤンキーは嫌いじゃないんだ。どちらか言うとカッコいいもんな!〔笑〕、これから授業を始めるが、態度は見させてもらうよ。心までヤンキーだと判断したらその時点で退室を命じるぞ!そのつもりで受けてみろ!』
「先生!この髪形を直さないとこの塾には入れませんか?」
『髪は、切れば直るが、心が腐っていたら心は切れん。・・・ということだ〔笑〕』
授業は「いろいろな連立方程式」の解き方。
授業開始前、今日は意識的に「厳しい顔」で教壇に立った。
(迫力はありませんが・・・・〔笑〕)
『今日は究極の(私がそう思っているだけ?)解き方でやる。誰でも絶対に説ける方法だ!よーく聞け!よーく聞いて、それでも分からなかったら先生の説明が悪い。しかーし、最初から分かろうとしない態度の子には、今日は退室してもらう!そのつもりでおれ!』
パンパラパーン〔笑〕
全員が見違えるように目を輝かせている。
ヤンキーの子も「身を乗り出す」ようにして聞いている。〔笑〕
さて、休憩時間。
新顔ぶれの3人を集めて・・・
『どうだ!これが、ウチの授業だ・・・』
一人ずつ確認してみると、
「今日の授業はよーく分かりました」と微笑んでいる。
『よしっ、君たちの心はヤンキーじゃないねOKだ!』
一人の子が、「前の塾はプリント2枚したら終りでした。で、宿題が一杯で・・・授業時間は30分ほどで終わりました。こことエライ違いです!」