昨日誕生日を迎えましたのひろこです
さてさて昨日はSTEPのメンバーでお昼ご飯を食べ、(サプライズもありがとう!!!すっごくうれしかった❤)
その後、STEP設立者者である丸野さんに来ていただき、勉強会を行いました。
STEP設立の経緯、これまで取り組んできたSTEP活動内容や、フェアトレードについて、
丸野さんが開業した「Kapwa」(フェアトレードオンラインショップ)での活動、
フィリピンセブ島の生産者の現状やフェアトレードの難しさ、
その他私たちからの質問に対してなどなどたくさんお話してもらいました('-^*)/
STEPメンバーはいーっぱい学べたと思います!!!
そしてInputするだけではなく、自分の意見などをみんなで共有したいと思い、
この勉強会を通して学んだこと、感じたことなどテーマを一つ決め、
今日からメンバーひとりずつブログリレーします
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わたしは
「フェアトレードの難しさ」と「ボランティアの意義」について話したいと思います。
テーマが二つあるんですが気にしないでください(笑)
★フェアトレードの難しさ
丸野さんからのお話で、フェアトレードは政治、経済、文化など様々な観点と関わっているとありました。
経済的観点からいうと・・・・
フェアトレード商品は他の商品より価格が高い。そしてフェアトレード商品の価格の約1割から2割は生産者の方へとどいていると言われているが必ずしもそうではない。
その背景には、フェアトレード商品を取引している企業などの経営コスト、商品を作る際の生産コスト、
また、日本ではフェアトレード商品の流通量が少ないなどの原因があります。
流通量が増えれば商品の価格は下がり、消費者がフェアトレード商品を手にしやすくなりますが、
生産者側はそれに見合ったお給料がもらえるのかな??と疑問に思いました。
続いて政治的観点からだと・・・・
フィリピンの土地の問題が話に出ました。フィリピンの農家は、小作人と言って地主から土地を借りている人が約6割います。小作人は生活するために、借金をしてまで稲を買って農業をして土地代を払います。また、自分たちの作った農作物を市場に売る能力や知恵はないので、仲買人に頼っていて、小作人に入る報酬はごくわずかになっています。
この地主や仲買人は政治的権力を持っています。
たとえば小作人が地主や仲買人に対してデモなど起こそうとそても、警察は地主や仲買人と結びついているので弾圧されてしまいます。
また、NGOなどの支援団体が小作人を支援しようとしても、この地主や仲買人との問題があります。
丸野さんからお話を聞き、フェアトレードの難しさを改めてわたしは認識しました。
しかし、様々な観点からフェアトレードをアプローチもできるプラスの面もあるのかなと思ったり・・・
考えれば考えるほどフェアトレードは奥が深いですね。
私たちはみんな生きている人間なんだから、相手を尊重しあいながら取り引きできる環境がもっとたくさんこれから生まれればいいなと思いました。
フェアトレードというより当たり前の貿易。すべてがこれになるにはかなりの時間と労力がかかりそうですが、まずは私はSTEPを通して自分ができることを行動したいです
★ボランティアの意義
みなさんは「ボランティア」っていうと、なんだか人のために自分を犠牲にして活動していると思いますか??
自分を犠牲にするというよりかは、自分が学んだり成長したりできるとプラスに考えるといいのでは。
そう考えるとボランティア(というより、自分が取り組んでいる活動)が楽しみに思えたりしませんかね??
活動をするうえで楽しさもやりがいも必要ですよね。
わたしは今までSTEPで活動をしてきて、楽しさもやりがいも理解しているのですが、
STEPのメンバーみんな(特に下級生)ともっとそれを共有できたらよいなと思っています
さて次はあゆみちゃんにバトンタッチ