こんばんわ!!

早織です



本題に入る前に少しいいですか。

さっき2時間かけて書いたブログが一瞬にして消えました・・・

ちょっとぉーーーーーーーー!!


あたしはただ…マスオを消そうとしただけなのに

マスオさえ消えれば・…




・・・・・・・マスオおにぎり



はい。

気を取り直して。


昨日メンバーでFTショップ『INE(あいね)』さんに行ってきました(^^)

それから今私が気になっている あの!!ブランドについて少しお話ししまーす!





谷町九丁目から徒歩10分?くらいのところにありました。

外観からかわいさが溢れていました(///∇//)


木でできたトンネルをくぐると、樽モチーフの水道や、小さな畑、石畳みの小道を通ると(絵本見たい)、お店に入ります。

写真はありましぇん・・・(ノ_・。)



店内には所狭しとかわいいグッズが…!!

それぞれに生産国、コミュニティなどの情報が書かれていました。


私は5色のヘンプの糸を買いましたドキドキ
STEPのブログ
ネパール産です。


どれも色・質感が手に取ったときに良いのがわかります。

それに誰かが手で紡いで染めてくれたんだろうなあと想像するとあったかい気持ちになりますよね。



私、布や毛糸で小物を作るのが大好きなんです。1つ1つに何とも言えない形や味が、素敵だなあって。だから、手作り雑貨とかを物色しているときも、いつも思います。



フィリピンへ去年スタツアに行ったとき

いくつかのコミュニティを訪れましたが、そこで多く手作り雑貨に出会いました。


「FTグッズは、高いし、質もデザインも良くない。だけど生産者がかわいそうだから買う。」
そんなイメージが多いと思いますが、

フィリピンに行って、それは違うと思いました。


作りはしっかりしていて、デザインも地域独特の味が出ていて、でもいきすぎず自然に日本でも使える、そんな雑貨が多くありました。


そのコミュニティには、NGOでFTビジネスを展開している団体がバックにいたので、彼らが生産者に適切な賃金と技術、教育を与えていたからなのでしょう。




ところで、FTビジネスを展開している、あるブランドが、最近とても気になっているのですが、




『マザーハウス』さんをご存知でしょうか波平音譜


マザーハウスとは、アジア最貧国といわれるバングラデシュで、ジュートという素材を使ったバッグjを生産している途上国発祥ブランドです。


ジュートとは、通常の植物より5~6倍光合成で二酸化炭素を吸収し、焼却しても有害物質はほとんど出さず、土に埋めれば肥料にもなる、環境にやさしい天然素材ですv(^-^)v。




創設者山口絵理子さんは、大学4年で国際機関インターンをきっかけにバングラデシュの貧困状態を知り、家族に多大な心配をかけてバングラデシュの大学院に入学。爆弾テロやデモ、ストライキが頻繁に起こる中、ジュート製のボロボロのバッグに出会ったそうです。


ジュートの魅力に魅せられた彼女は、これでビジネスを興し、バングラデシュの人々の自立支援を考えます。


しかし最初はうまくいかず、サンプル品を作るにもかばん作りも知らない、お金もない彼女は、どの工場にも相手にしてもらえませんでした。



ようやく1つの工場と契約を結び、売上にまでつなぎました。しかし工員との間のトラブルで信頼性を失い、また新しい工場を探しました。


それから新しい工場と契約を結び、前回より多くの売上に成功したのですが、ダッカでのデモが過激化し、工場では工員、山口さんが買った素材、デザイン画、すべてがなくなっていました。


それでも山口さんはあきらめず、信頼のおけるパートナーを見つけ、会社を設立させ、今に至っています。





かなりざっくりですが、マザーハウスができるまでの過程ですサザエさんラブラブ


一番最初のサンプル品を作る時、工員が一生懸命作ったバックになかなかOKサインを出さなかったそうです。


「かわいそうだから買ってもらうんじゃなくて、お客さんが本当に欲しいと思うものをつくろうよ。」


細部までこだわった品物でないと、支持はしてもらえない、だからこそ商品開発に妥協はゆるされない。バングラデシュという最貧国からブランドを生み出すには、工員たちにものづくりの意識から理解してもらう必要があったそうです。


確かに、FT商品だと言えば、少々の質・デザインの悪さには目をつむり、商品を買う人もいるでしょう。しかし、それではバングラデシュに住む人が本当の意味での自立ができません。


なぜなら、同情で飾りつけされた商品には、商品そのものの価値はそうありません。同情という不安定な収入源で生活を長期間安定させられるほど、世の中甘くないと思うのです。


だからこそ、サンプル品を作る過程で山口さんはこだわったのでしょう。フネアオキラ



発展途上国で、しかも消費者が欲しいと思う商品を開発するのは本当に難しいことだと思います。

しかしそれを実現することで、生産者は仕事に誇りを持つだろうし、収入も安定するでしょう。そうなれば、途上国の貧困層の人々が、より自立心を強めるのではないでしょうか。支援だけに頼るのはなく、自分から何か始めようと。そのきっかけがなかなかないのかもしれませんが…




私もいつか、途上国ブランドのビジネスに携わることができたらな、と考えています。

妄想ばかり無限に広がっていますが・・・ワカメタラちゃん汗


夢って人にささやいた分現実に近づくんですよ(笑)がんばります




そして、日本にはFTショップ自体少ないですが、これからもっと増えていけばいいな、と思いますカツオ林檎