実母のこと。 | すいれん堂

すいれん堂

離島暮らしの職業婦人。男児二人の子育て中。アラフォーメアギャ。
日々子育て、時々バンギャル活動、ハンドメイド、ダイエットに勤しんでおります。
毎日楽しく。笑顔で。がモットー。
座右の銘は「笑う門には福来たる」。
どうぞよろしう。

昨年、2017年11月18日
実母が他界しました。享年67歳。
脳出血、とのことなのでおそらく痛みも苦しみもほとんどなかったと思います。

11月17日の21時過ぎに
「お母さんが倒れた。今夜がヤマかも」
と夫さんの携帯に(私に連絡がつかないため)一報が入り、18日早朝2時には息を引き取ったと。

私は実母に対して、まったく愛情を抱けませんでした。
触られると鳥肌が立つくらいに。
だから、訃報を聞いたときも「ふーん」くらいにしか思わなかったし、涙も出なかった。
葬儀でも絶対泣かないだろう、と思ってました。

でもね、死に顔を見て、冷たい手に触れたとき、涙が止まりませんでした。
悲しい、とかそう云う感情ではなかったと思う。
強いて云うなら「悔しい」がいちばん近い。

なんなの!?こんなに早死にしやがって!!
もう嫌えないじゃん!憎めないじゃん!!
あなたは90歳まで生きるはずでしょ?
もっともっと生きてるはずだったのに、と。
もっともっと憎み続けるはずだったのに。

最期に、実母にかけた言葉は
「ばかやろう。そして、ありがとう」
でした。

あの人は母親としてはどうしようもないポンコツだったけど、女としては凄まじいくらいの執念を見せてくれました。
娘のことは自分の都合良く使える所有物くらいにしか思ってなかったけど、旦那のことは愛し抜いてたからね。
常に「お父さん♡お父さん♡」だったし、他所でも「うちの○○くんがね♡」と云いまくってたし。

比較的若い年齢で、自分が老いていく姿を見せることなく、旦那の前から突然いなくなると云う方法で抜けない楔を打ち込んで逝ったからね。
実父はずっと泣き通しでした。

…しかし。
まさか自分の親が60代で亡くなるとか想像もしてなかったなぁ。
びっくり。

当たり前だけど、人はいつ死ぬかわからない。

だから、後悔しないように、きちんと向き合って生きなきゃと。

お母さん、あなたのことは愛せなかったけど、感謝はしてる。
今までありがとう。
そして、さようなら。