速攻スタンダール -27ページ目

速攻スタンダール

ローズ木更津の日記―インド・ムンバイ編 猫付き

『トリック新作スペシャル』を久しぶりに観た。


「トリック」は、私の数少ないお気に入りドラマの一つだ。

学生時代に何度レンタルしたか分からない。



やっぱり、昔の堤幸彦作品が未だにぐっと来ている。

最近の作品は観れてないので。

あの人の作品で、あんまり面白くないと思ったことが無い気がする。



金田一少年とかまじで斬新だったし、

ケイゾクは最高に良いドラマの一つだと思うし、

IWGPも凄かった。



ジャンルは多少違っても、テーマに一貫性がある。



謎解きの作品が多いけど、決して勧善懲悪的な結末ではない。

もちろん、犯罪を肯定することはないけれど、

犯罪者も、被害者でもあったり、誰かを救っていたり、彼らなりの正義があったり。


だから、結末も必ずしも救われるわけではなく、何となく後味が悪いような。


ケイゾクでもトリックでも、逮捕された殺人犯が主人公たちに向かって

「人殺し」

と言うシーンなんてあったし。(たぶん)

それは、犯人が医者だったり、インチキ超能力者だったりで、

「自分たちによって救われてきた人、今後救われる人がいる筈なのに」

という意味だった。


そういうの凄いなーと。



映画や小説だったらある程度深く描けても、

テレビドラマだと色々規制もありそうだし、

結局無理やり綺麗にまとめられているものって多い。


けれどこの人はその辺を適当にしない。

めちゃめちゃ真面目なんだろうなーと思う。



『自虐の詩』だったかはっきりしないけれど、

確か堤幸彦監督の映画の中のセリフで、

「生きていることに意味がある」みたいなのがあって、

この人が作品を通して言いたいことって、これなんだろう。


生きることは絶対に綺麗なものではないし、

苦しんだり、逆に他人を苦しめたりすることもあって、

でも大切な人の為にはそれも受け止めなければいけない。


どんな矢印も一方通行じゃなくて、周りと複雑に絡み合っていて、

やっぱり自分も人と関わっているんだよ、みたいな。




こんなこといつも考えてるんかな。

しんどそう。


私が大学生の頃、アルバイトとしてお世話になっていた居酒屋

「おいてけ堀」が、本日30周年を迎えたとのこと。


少しのカウンター席と座敷2席しかない、夫婦で経営されている小さな居酒屋。

昔はどうだったか分からないけれど、今はかなり寂しい場所にある。

それでも30年、お客さんに愛されているお店。



まず何より、料理が美味しい。


本当に何を食べても美味しい。

特に新鮮なお刺身は、どんな高級店にも負けていないと思う。

(まあそんな高級店で食べたことないけど)



そして安い!


開業時からほとんど値段は変えていないらしい。

働いてる時も、「もっとお金取っちゃえばいいのに」と

いつも思っていた。



けれど、最大の魅力は経営者夫妻の人柄だろうと思う。


お客さんに対しても、私達に対しても、

いつも優しく明るく接してくれて、元気をくれる。




たまーに性質の悪い酔っ払いの相手をしたり、

これまた性質の悪い客に、涙が出るほど傷つく言葉を言われたりしたけど、

(しかし、こういうのは本当にレアキャラ。大抵は超いいお客さん)

ここで働いた2年くらいは、私の財産だ。



私が今まで出会った人(親含め)の中で、私の事を一番褒めてくれたのは

間違いなくここのママだ。


いくらなんでも褒めすぎだと思うことも多かったが、

何度も救われたのも事実。

お陰で、私の卑屈さも少し軽くなったと思う。




二人の体力が許す限り、ずっと続けて欲しいと

心から思うばかり。




あー

えびはもとお好み焼きとチャンジャ豆腐とカリカリポテトサラダ食べたい。


今日はまた何かの祝日らしい。


この前ドライバーが色々説明してたけど、さっぱり理解できんかった。



昨夜は遅くまで大音量で音楽が流れたり、

太鼓が鳴らされたり、ライトアップされてたりで騒がしかったなあ。

さっきは花火が上がってた。




昨日はモルディブ旅行に向けての買い物。

浮き輪とかサンダルとか海水浴グッズを購入。




インドに来てから、初の国外旅行だ。


楽しみ。




泊まる予定のホテルも良さそうだし、

海も絶対綺麗だろうし。



雨季だから多少の雨は仕様がないけれど。

ジョゼの留守番も心配だけど。




まだ行ってもないけど、絶対帰りたくなくなるだろうなと思う。

で、また行きたいと思うんだろうなと。






ジョゼが膝の上でぴくぴくしながら寝てる。