巣立ち・山鳩は生かされた | 終の棲家と大腿骨頸部骨折

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 108日乳癌手術の朝のこと、
玄関脇の軒先から二羽のヒナが落ちた。下にはシソの実を摂った後の茎の束、やんわりと受け止められてヒナは無事、時間もないのでそのままにして出かけた。翌日、戻ってみると動いている、親鳥が通っているに違いない。シソの束は格好のシェルターになって外敵を寄せ付けないらしい。 15日、まだ巣立っていない。

 

 16日朝、親鳥の来訪?と邪魔にならないようそっと玄関の戸を閉めた。しばらくして南側の庭に目をやると其処に二羽のヒナが、巣は空、さてはとしばらく観察、一羽が向かいの公園の松ノ木に向かって舞い上がり、あまりの高さに途中で落ちた。残りの一羽は庭の仕切りをよちよちと越えて公園に、巣立ちだo(^^)o


2日後、庭に二羽の若いヤマバトの姿があった。窓越しにみているとローズマリーの根元で一羽が片方の羽を広げ、あたかも挨拶しているかのように、この時は鳥にも方向感覚があるのかと思った程度だった。



 更に2日後、生ゴミ処理のEMを作り熟成させる為、山鳩の巣のあった近くに置いた。翌朝、魚粉、骨粉の臭いに誘われた猫の仕業か、密封したビニール袋は食いちぎられ一面に散乱(^_-)-☆、やはりその通り、真っ黒な猫が、庭をうろうろ嗅ぎまわっているのを目撃した。

 ここまでくると文学とかメルヘンに鈍感な私でも、巣立ちが偶然ではなく、必然だったのだと思わざるを得ない。もし、シソの香りが無かったら、若しシソの束が保護色で無かったら、一週間無事に過ごせたかどうか。二羽のヒナは生きるべくして生きたのだ、そして挨拶に来たのだと、片方の羽を広げた姿をカメラに収められなかったのが残念(^-^)/