フォトシネマ朗読劇「HARAJUKU~天使がくれた七日間~」

 

会場:大阪市立芸術創造館

日程:2019年3月23日(土)~24日(日)全5公演

時間:23日 13時~、16時~、19時~ / 24日 14時~、18時~

出演者:馬場良馬、和地つかさ、古谷大和、橋本真一、テジュ、コン・テユ

 

観に行ってきました!!!

 

 

私は朗読劇というもの自体が初体験だったので、どんなものなのかイマイチ想像できなくて。でも正直あまり期待していなかったのです。だって、チケットの販売の仕方をみただけで、運営さんがお行儀良くなさそうなんですものあせる

しかも前日になって、グッズを5000円以上買った人は抽選でハイタッチという発表。何ていうか馬鹿にしてるのですよね、舐められたもんです。

行ってみたら、煽るだけ煽っておいて、ブロマイドやパンフレットが続々完売して購入できなかったり、全く意味が分かりませんでした。「普通に購入させていただけないのかしら?」とずっと気分が悪いままでした汗

(最終的には購入したいものは全部購入できましたけどねてへぺろ

 

 

でも、そんな最低な気分を、キャストの方々の素晴らしいお芝居が全部吹き飛ばしてくれました。

ストーリーはベッタベタで、何のひねりもなくて、展開はハイスピードで、突っ込みどころはたくさんあるのですが、あの馬場さんの素晴らしいお芝居で全部ねじ伏せられたというか。

もうそんなことどうでも良くなって、ひたすら馬場さんの真摯なお芝居を浴びることに集中していました。

 

稽古期間が非常に短かったようで、アフトクでキャストの皆さんが「もっと稽古をして臨んだら俺たちもっとできるのに!またこのキャストでやりたい!!」と、おっしゃっていましたが、馬場さんは(映画を撮っているということもあると思いますが)稽古期間が短いことなど微塵も感じさせず、自分を深く見つめ直し、役と向き合って臨んでくれたのだなぁ、と感じるお芝居でした。

 

私は初日ソワレと2日目のマチソワの3公演を観たのですが、3公演とも少しずつキャストの皆さんのお芝居が進化していっていて。

初日のマチネ、ジュルネ(笑)は残念ながら仕事の都合で観られなかったのですが、レポを拝見するに、この日の3公演はどんどん馬場さんの流した涙が増えていっていたようで。

 

私が観たソワレではかなりの量の涙と鼻水流していました。

それなのに、暗転して次のシーンに変わると、パッと切り替えてさっきまで涙を流していたことを全く感じさせないお芝居で。

 

千秋楽アフトクでの最後の挨拶で、馬場さんが「5公演やって毎公演少しずつ違う感情が沸き上がってきて…。(正確にはなんといっていたのか、忘れてしまいました、すみません。)」というようなことを言っていましたが、初日ソワレで感情が一番爆発して、その後少しずつその感情も昇華していったような、いっそ清々しいようなお芝居に感じました。

最期は「いい人生だった」というセリフにますます説得力が増していたように思います。

 

いつもの舞台での声を張ってのアツいお芝居とは違って、静かだけどアツい、朗読劇だからこその表現がとても素敵でした。

今まで生で観た馬場さんのお芝居の中で一番素敵だったかもしれません。

纏っていた雰囲気というかオーラがいつもとは全然違いました。

あんな美しい馬場さんを観られて、本当に幸せでした。

 

 

殺陣やアクションのある舞台も良いですけど、家族の愛をテーマにしたような、こういうベタだけどストレートな役が似合う気がします。日ごろから馬場さんって、「人間が好きなんだな、愛が溢れている方なんだな」と感じているので、是非そういう役を演じているところをまた観てみたいです。

 

これまで朗読劇を観たことがなかったことが悔やまれます。

「シスター」も観たかったなぁ。。

 

今までずっと馬場さんを応援してきて本当に良かったラブ

「HARAJUKU」なのに大阪でやってくれてありがとうございます!!!

これからも馬場さんを信じて応援していきます。