喜劇『しあわせのコンドル食堂』


■日時:6月15日(日) 13:00
■会場:シアター1010

■出演
小松政夫 石倉三郎 木の実ナナ おりも政夫 横内正
相田翔子 馬場良馬 清水よし子 住田隆 工藤潤矢

てるやひろし 清水ひとみ 高橋浩二朗 菅井玲 中谷栄輝 赤峰マリア


■あらすじ

ここは北千住の洋食レストラン、いつも混んどる『コンドル食堂』。
シェフの近藤鉄夫(石倉三郎)は妻の春子(木の実ナナ)と息子一郎(住田隆)と嫁の知里子(相田翔子)の4人で店を切り盛りしている。真面目一徹な鉄夫の天敵は知里子の父親、小松原政史(小松政夫)。

小松原は知里子が高校生の時に、突然会社を辞めてマジシャンになると言い出し、家庭を捨て、博多へ行った。知里子は、母が亡くなり、やがて一郎と結婚。その結婚式に呼ばれた小松原は、こともあろうか鉄夫と掴み合いの大喧嘩!それ以来、小松原は北千住に近寄らず、知里子ともこの十年会っていなかった。

そんな時、鉄夫の父の近藤知恵蔵(てるやひろし)が九十九歳の誕生日を迎えた。知恵蔵が誕生日にどうしても小松原のマジックが見たいと言っている、と、強引に小松原を呼ぶように仕向けたのはコンドル食堂の女将、春子。知里子と実の父の小松原との親子関係を修復しようと考えてのことだった。
小松原と一緒に誕生会に参加することになったのは、小松原の弟子の丸井花子(清水よし子)と立花銀二(馬場良馬)。銀二は小松原を尊敬しており、馬鹿にする奴は許さない。

一方、コンドル食堂にも危険な男、陳東順(横内正)がいた。元々、コンドル食堂の常連客だったが、鉄夫のナポリタンの味に惚れ、コックの見習いとして住み込みで働いている。

町内会の星野明(おりも政夫)の指揮のもと、誕生日会のリハーサルが始まるが、小松原と春子が大昔交際していたという噂まで飛び出して…、一体どうなってしまうのか?!





千秋楽の1日だけでしたが、観に行ってきました。

既ににブログでレポをアップされている方々が沢山いらっしゃるので、私は「ばばりょ、可愛いかったよぉーっっドキドキと、ただただ叫ばせていただこうかと思います。





プログラム¥700



ばばりょはこの1ページのみ。


では、ばばりょ登場シーンのみ、レポしていきたいと思います。




<小松さんのエアーマジック>          


マジックの定番曲「オリーブの首飾り」が流れる中、上手からばばりょ、下手から清水よし子さんがステップを踏みながら登場。

黒のハット+白シャツ+紅白の市松模様ベスト+黒の蝶ネクタイ+黒パンツ(サイドにサテン生地ライン)といった衣装。みなさん口を揃えて言っていましたが、この衣装のときのばばりょは、登場してずっとニコニコ優しい笑顔で、可愛いのなんのラブラブラブラブ


そして、ばばりょが下手側、清水よし子さんが上手側に移動。

「あーん、行かないでー!」と、上手側に座っていた私は心の中で叫びました。

中央の小松さん演じるピエール小松原がエアーマジックをやっている間、ばばりょは跪いてマジックのアシスタント。

このときも、ずっとにこやかな笑顔を保ちながら師匠のマジックのお手伝いをしたり、リアクションしたり。それがもう、とにかく可愛いんですラブラブ

この後、マジックをやらないでダジャレの小ネタを披露し始めても、正面を向いたままニコニコ、たまに小松さんを観てはニコニコ。

この時、「ばばりょはどんな気持ちでこの小ネタを聞いているんだろう」「この舞台に立てていることの幸せを噛みしめているのかしら?」なんて思いながら見ました。


そして、その小ネタがあまりに長いので、ばばりょ演じる銀二が「師匠!そろそろマジックを」と耳打ちし、ブーメランを投げてそれが必ず戻ってくるというマジック(これ本当にマジックなの?)をこれまたエアーで披露。(テニミュのように、ブーメランは光で演出。)

そして、ブーメランを投げた何回目かに、ブーメランが返ってこなくて、客席に落ちるという設定があり、「ブーメラン返してください!」ってばばりょが客席まで降りてきました。

これが下手側のサイドブロック通路で、私はそのちょうど反対側の通路側席に座っていたので、逆だったらばばりょを間近で見られて、しかもエアーブーメランを返せたかもしれない!とちょっと残念でした。


どのタイミングだったか忘れてしまいましたが、小松さんがマントを脱ごうとして、背中のところに引っかかってなかなか脱げない、というハプニングがあったのですが、ばばりょも清水よし子さんも正面を向いているシーンだったので、脱ぐのに手こずっていることに気付くのが遅れ、気付いて手伝うも、「もっと早く手伝わんかい!」みたいに怒られておりました(笑)

この小松さんのアドリブで客席爆笑。

そして、ハッと気付いた時の、ばばりょが一瞬素になったところが、これまた可愛かったビックリマーク

でも意外なことに、小松さんの横に並んでお芝居していてハプニングが起きても、そんなに慌てた様子はなく、リラックスしてお芝居できているように感じました。



<銀二の空手>


ブルー×白のスカジャンに微妙な太さのダサいデニム姿で現れ、空手の形をとりつつ、両手から、そして最後には口から花を出すというマジックを披露。客席からはドッと笑いが。

その口から出した時の表情が何とも可愛いくてドキドキキュン死キュン死しそうです。

(この画像もFCサイトだったかな?に、アップされていたと思います。)


清水よしこさんがピエール小松原のスケジュールを読み上げるときに、毎回「オッス!オッス!」と相槌。

そして、娘のいる北千住へ行くことになりそうだということで、銀二が「北千住でまた何かが起きそうだ。」と悪い顔して言います。

やんちゃなキャラをちょっと披露、という演出でしょうか。



<銀二 vs 陳さん>


横内正さん演じる陳さんと隣の部屋で寝たくない銀二が、食堂で深夜に金属のリングのマジックを練習していると、そこに陳さんが胡弓を弾きながら現れます。


このときのばばりょの衣装がラルフローレンの白シャツ+デニム+白スニーカー。

襟元のボタンを少し外したばばりょのシャツ姿が貴重です。

(普段は第一ボタンからきっちり止めちゃうので、衣装のときだけですもんね。)

「アイツの隣の部屋で寝るより練習しよ。」と言って、リングマジックの練習をするばばりょ。

そんなに上手ではなかったけど(笑)、真剣なまなざし、そしてその横顔がとても綺麗でしたスキうっとり


陳さんが、銀二にビールを投げてよこし、ビールを飲みながら

陳「お前、年はいくつだ?」

銀二「は?25だよ。(ツンとして。)」

陳「わしは65だ。お前の祖父の年齢だ。」

銀二「じいさんなんかいねぇよ。」


銀二のこの言い草に、年上にはもっと敬意を払え、師匠が悪いからだと陳さんが怒りつつ、お互いの師匠に弟子入りした経緯を語っているうちに、「師匠を侮辱するのは許さない!」となり、空手(銀二)vsカンフー(陳さん)の対決となります。

いざ対決!という時、場所が食堂内だった為、陳さんがまずは邪魔な机をどけようと提案(笑)

2人で協力して机を奥へ運び、最後の椅子一個を陳さんが運ぼうとしたところ、銀二が「あー、やります、やります。」と、やってあげていて(笑)可愛らしいやら、面白いやら。

(これがお笑いのテクニックの一つ「緊張の緩和」ってヤツですかね。)


そして、いよいよ対決するも、銀二は強い陳さんに弄ばれ、馬場さんのきのこの山(※馬会vol.4 エチュード参照)を蹴られ、そこを押えてピョンピョン(笑)

(ばばりょは最近下半身ネタ要員と化していませんかあせる)

しかし、私自身を含め落馬者はみんな、そんな姿も「可愛い~ドキドキ」と微笑ましく見守っていたと思われます。


その後も連続往復ビンタをくらい、さらに蹴られて(?)銀二はバッタリ気絶。往復ビンタのくだりはコメディーな動きと効果音が付いていましたが、気絶するときの倒れ方は、いつものアクションさながら、派手に倒れていました。

さすが元ヒーロー、受け身がしっかりできるからこそですね。



<お祖父さんの余命>


大事な弟子を傷つけられたと激怒した小松原さんが、誕生会に出席せず帰ると言い出したのを引き留めるために、木の実ナナさん演じる春子がお祖父さんの余命があと1か月だという嘘を言います。皆ショックを受けますが、その話を聞いた小松原は予定通り誕生会でマジックを披露することに。

お祖父さんの誕生会を取材に来ていた地元ケーブルテレビの2人は、(その過程を知らないため)皆の様子がどうもおかしいと疑っていたところ、銀二がお祖父さんの車椅子を押しながら登場。


ケーブルテレビの人に

ケ「何か隠しているんじゃ?」と聞かれると、

銀「何も隠しちゃいねーよ」と、言いつつ、完全に狼狽えている銀二。

ケ「目が泳いでるじゃないですか。」

銀「そんなことねーよ!」

と、とっても分かりやすいやりとり(笑)をしているとお祖父さんが派手に咳をします。

ケ「体調が悪いんじゃないですか?」と聞くと、

銀「やめてくれよ!」と過敏に反応。それに客席爆笑。

銀「人はいつか死ぬ。生まれたその時から…(中略)99だろうが100だろうが死んじゃダメなんだよっ!」と涙声。(←バレバレやんか!)


そして更に銀二が涙ながらに、

「ぼーくらは、みーんなー、生ーきているー♪」「生きーて、いるから、歌うんだー♪」

と歌い出しちゃいます(笑)

ばばりょが「ぼーくらは」って歌いだした時点でもう客席爆笑です。

「ぼーくらは、みーんなー、生ーきているー♪」「生きーて、いるから、悲しいんだー♪」

まだ歌うんか!と、また爆笑でした。



<誕生会でのマジック>


空中浮遊のマジックを披露するのですが、これは、テーブルに女性が横たわり、テーブルを支えている板を抜いても何故かテーブルが浮いたままで大丈夫、というもの。

ばばりょがアシスタントをするためにスタンバっている位置は、女性が横たわる頭側(下手側)で、女性がテーブルに横たわる瞬間、その髪をさっとステージ奥側へやったんです。(言葉に表すのが難しい!)

その絶妙なタイミングと素早さ、そしてその何ともエレガントな動きにヤラれ恋の矢てしまいました。

(一瞬のことだったので、気付かなかった方も多いのでは?!)

横たわるときに、髪の毛がバサッと乱れるから、そうやるように言われたのだと思いますが…。

白い手袋をしたばばりょの手の動きが本当に綺麗でした。


そして、テーブルを浮かべた後、また板を戻すときに、ばばりょは手際よく板を戻したのですが、清水よし子さんがなかなか戻せずもたついていると、

「何やってるんだ!マジックは手際が大事だ!」

と、小松さんがアドリブ。

ばばりょも笑っていました。

そして、テーブルの下を再び布で隠すのですが、今度はばばりょがその布を受け取り損ね、一瞬ヒラっとめくれてしまい

「下手くそ!」

と、またもや小松さんのアドリブ。

ばばりょは、素で笑ってしまっているようでした(笑)



<陳さんとの和解>


陳さんが学生時代(日本に留学していた)に一度自殺をしようとして、助けてもらった命の恩人が小松原さんだったということが分かり、

陳「この人、命の恩人、だからお前と俺は兄弟!」と、2人は固い握手。

銀「そげなことで、よかたい!」


と、みんな和解しめでたしめでたし。



<カーテンコール 1回目>


カーテンコールでのばばりょの立ち位置は上手側で、私の席のほぼ真正面でした。

まずは小松さんが挨拶。そして、順番に出演者の紹介。

ばばりょの紹介では、


小松さん「じゃあ、良馬くん!」


ばばりょ、小松さんに良馬くんって呼ばれているんですねラブラブ


馬「はいっ!」


いつものあの振り切れた大声の「はいっ!」と比べると随分控えめでしたが(笑)元気よく返事をしていました。


小「横内さんと3月に三越劇場で一緒にやって、横内さんも良馬くんは良い子だねーってずっと言っていて、それで今回是非お願いしたいな、と。どうでしたか?」


馬「また呼んでいただけるというのは光栄ですし、こうして皆さんと一緒に舞台に立てることに感激していますし、何より 楽しかったですっっ!」

と言いながら深々とお辞儀。


最後の「楽しかったです!」はいつもに近い大声でした(笑)


そしてみんなで電線音頭を披露(笑)

ばばりょは実際には見たことなかったであろうこの踊りですが、もうそのピョンピョン跳ねて踊っている姿が可愛い過ぎましたドキドキドキドキイイモノ見させていただきましたドキドキ



<カーテンコール 2回目>


拍手が鳴りやまなくて、2回目のカーテンコール。

小松さんは感極まって涙されておりました。

それをチラチラ優しいまなざしで見ているばばりょ。ほんわかした気持ちになりました。


最後は三本締めで終了。




ともかく、ひたすらばばりょが可愛かったラブラブ

ヘタレでちょっと残念なキャラを演じたことはあったけど、また今までとは違う残念さで(笑)

でも、ばばりょが本当に楽しんで演じていることが伝わった舞台でした。


この舞台出演がまた次のお仕事に繋がりますように…。




小笠原健さんブログ

『パッションと魂』(2014.6.17)

http://ameblo.jp/ogasawara-ken/entry-11879793429.html


帰るとき、楽屋訪問の大行列に出くわし、そこにオガケンを発見したので、その時の写真をアップしてくれるだろうと待っていましたが、ばばりょの顔っ!汗

それにしても、オガケンのばばりょ舞台観劇率がスゴくないですか?(笑)



相田翔子さんブログ

『千秋楽』(2014.6.17)

http://ameblo.jp/aida-shoko/entry-11879331030.html

ばばりょと小松さんとの距離!!!

もう、甘え上手なんだからー。



清水よし子さんブログ

『打ち上げ』(2014.6.16)

http://ameblo.jp/yoshiko-voice/entry-11878927313.html

上と同じ写真です。いつかも着ていた白いパーカーですね♪


『小松政夫さん、石倉三郎さん、横内正さん、おりも政夫さん』(2014.6.16)

http://ameblo.jp/yoshiko-voice/entry-11879168459.html

ばばりょが清水よし子さんの肩抱いてるー!

「馬場良馬くん、本名なんですって」と。

まあ、まずそこ、気になりますよね(笑)



高橋浩二郎ブログ

『無事に初日』(2014.6.12)

http://ameblo.jp/koujirou-t/entry-11876464173.html

最後の写真は横さまに甘えるばばりょ?可愛すぎます。

そして、横さまと一緒だからか、いつものヨレヨレTシャツではなく(笑)カレンダーイベやプランチャのイベでも来ていたシャツですね。

もうちょっと画像が良ければ…、いや、贅沢は言いますまい。

アップしてくださってありがとうございます。


『しあわせだった「コンドル食堂のみなさん」』(2014.6.17)

http://ameblo.jp/koujirou-t/entry-11879323302.html

ばばりょはあのマジック披露のときの衣装です。


『感謝状』(2014.6.17)

http://ameblo.jp/koujirou-t/entry-11879324695.html

ばばりょも、この感謝状をいただいたのでしょうね!



おりも政夫さんブログ

『初日を迎えました』(2014.6.11)

http://plaza.rakuten.co.jp/orimomasao/diary/201406110000/

『明日千秋楽』(20144.6.14)

http://plaza.rakuten.co.jp/orimomasao/diary/201406140000/








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おまけ


せっかく東京まで行ったので、築地市場に行ってきました!


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馬会vol.4のときに松本寛也くんが買ってきて、ばばりょも食べたという玉子焼。

テリー伊藤さんのお兄様のお店「丸武」です。

私も甘い玉子焼好きなのですが、想像以上に甘かったです。

でも美味しかった音譜


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これも話題にのぼっていた「まぐろ焼き」

私は「中トロ」を食べましたが、皮がモチモチであんこ(杏入り)が沢山入っていてボリューミー。

その場で椅子に座って食べたのですが、サービスでお茶を出してくださいました。

美味しかったです音譜