科学館に行ってわくわくしっぱなしな一日であった。

プラネタリウムは時々行くけれど、大きな大きなドームは見たらやっぱり嬉しくなる。今回は35メートル径のドームいっぱいの星空。
私たちがいる銀河の他にも銀河はあちこちある。一番のご近所はアンドロメダ銀河。その銀河を飛び出して、どんどん外に向かっていくと、銀河の数も減り、その一角に(特に区画はないけれど笑)、乙女座銀河団がある。と、今日はこれから見頃を迎える乙女座の特集だったのだ。

スピカ。麦の穂という意味。天に帰った女神が持っていた麦の一袋の。愚かな戦いに明け暮れる人間が開けた穴からこぼれ落ちた麦の粒が連なり、天の川を作ったとか。あれは乳ではなかったか。ミルキーウェイの名の通り。いくつもの物語があるのか。

片手に麦、片手に羽毛。天秤座の天秤は正義をはかるもの。正義をなくした人の心は、羽毛より軽くなってしまうとか。太古より、ひとのこころは変わることなく。

写し出される映像は遠くへ向かっていくようリアルなスピード感を伴っていて、わくわくも増大していった。見てたら何でもない感じに自然と涙が出てきたが、暗闇の中、安心してこぼすことができるのだった。何で泣くんだと聞かれたとしても、何だか勝手に出てくるんだから説明も出来ない。それだけ不思議な、力に溢れた場面だというだけなんだろう。「ただ在る」ということを実感できる便利な場所なのかもしれない。

照明がつき、ほっとした空気が流れた。

このあとはマイナス30度の極寒を体験出来る、極寒ラボ(理工館)へ。幸い、タイミングよく整理券を受け取れたため、冷凍室体験をすることもできた。

鼻の中がサリサリしてくるような感じがして、長くいたらヤバそうだった。マイナス30度の前後にはマイナス10度の室内に入り、それがあたたかく感じられるという。

厳しい寒さのなかだけに見られる氷の不思議な現象の数々。ほんの数分いるだけで指がかじかんでしまい、体験室を出たらほっとしてしまった。情けないこっちゃ。

科学館はまさに、天体あり・化学あり・生物あり・物理ありの退屈しないところであった!ピンポイントでゆっくりその空間で過ごす旅行も悪くない。むしろすごく好みだと気づいた。

もちろん宇宙展は言うまでもなく。思いがけずアポのぬいぐるみまで手に入れたりしてほくほくな気分なのであった。

城やら鯱やら、カツやらうどんは二の次になってしまったが。本当は時間があれば見たかったけど…明日は大阪に移動。ひつまぶしはおいしかった。出汁を注いで食べたらあっさりになるんだねえ。量が多いかなと思ったけど食べ切ってしまった!恐るべし。

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