朝から雨が降っていた。まだ、台風の気配は薄かった。

今朝は、8時前に起きて、前夜からやろうと思っていたことを片付け始めた。
夫も出張中だし、自分でやれることはやること。


物干し竿を室内に入れて、植木鉢大小いくつかも鉢のところを袋に入れて室内に置いた。
捨てようと思ってまだ捨ててなかった簾とかなんだかわからない、タオルかけのラックの一部とかも、大きなビニールに入れて玄関の方に置いた。
さっさと捨てとけばよかった。

植木鉢を置いてたレンガも吹っ飛んだらこわいので、地面からテラスにあるエアコンの室外機の下の隙間に移動させた。
持ち上げたらだんご虫がいて、びっくりしたけど、いきなり住まいをなくしてしまった虫の方がもっとびっくりだったろうと思う。
レンガには小さな草も生えていて、宮崎駿のアニメで無機物に絡まり生える草みたいだなとふと思った。

ちりとりとほうき、バケツなど細々したものも玄関に、最後にサンダルも玄関に移して、台風対策完了。玄関が足の踏み場がないくらい狭い。

昨日の夜のうちに、浴槽に水を溜めておいたり、いくらかの食糧を買い足しておいた。

しかし、牛乳がどうしても足りないと思い、今日のお昼前、一時小降りになり、風が弱くなったタイミングで買い物に出た。
近所のスーパーは正午までで閉店だとアナウンスしており、蛍の光が流れていた。
急いで牛乳と少し野菜を買う。
そのあと、隣接のハンバーガー屋さんでポテトと照り焼きバーガーをテイクアウトで購入。

帰り道2分ほどでまた雨足が強くなる。走って帰り、どうにかさほど濡れずにすんだ。風もまた強くなる。

やはり、買い物は無理に行かない方がよい。
怪我をした人がいたとニュースでも言っていたし、次からは明日はわが身と思って行動しよう。娘にも言われてしまったし。

以降、風の音強し。雨も降り続けていた。
夕方震度3程度の地震あり。泣きっ面に蜂になるかと思い、冷や冷やした。

テレビやツイッターで次々流れてくる情報は、人が自然に対して、気象に対して、いかに無力であるかということをただただ思い知らせる。
リアルタイムでの、冠水も、川の氾濫も、氾濫までいかなくても、ひたひたと増え続けていく川の水も、画面越しであっても本能的に恐怖しか感じられない。
怖いよ、怖いよと言われても、できることしかできない。

一階だから浸水のリスクは高いし、安心は出来ない。

夜になり、9時頃には大分静かになってきていた。

特別警報も徐々に解除されるところも出てきた。かわりに発令されるところもまた出てくる。

夜半、1時半を過ぎて、静かになった。
カーテンを開けてみた。
星がでていた。

今回、比較でよく出されていた狩野川台風の記事をよんでみても、あれだけの被害を出したその夜更けには月がでていたと書いてあったけれど。

本当に。
そういうものなんだなあと思った。
まだ台風は日本にいるのに。過ぎたらこうだから。無情を感じる。

明日は色々片付けよう。