事情がありまして この1週間程
昼間に休んで 夜に起きる という
私としては珍しい生活をしています
昼と夜が逆転するということで
体内時計がどうかしら ? と一抹の不安がありましたが
思っていた程大変ではなく
むしろ勝手に昼間から寝てしまう という
この為体ぶりはどうしたことでしょう
数ヶ月後に社会生活に戻れるのだろうかと
今から不安でなりません・・・
しかしながら かつて身を置いていたように
夜の時間の過ごし方を少し思い出しました
昼間と違って気温がどんどん下がっていくので
凍えないように部屋の温度を上げるのですが
それでも温かいお茶を淹れれば
静けさの中で立ち上る湯気の音も聞こえてきそう
普段は面倒と思って後回しにしたいようなことも
何故かすいすいと捗ってしまう
不思議な魔力に動かされるように
夜の時間を使ってしまうのです
そのせいか 時が過ぎるのが とても早く
どこか 別の世界へ入り込んでしまったのではと
不安になることも
冬の夜は 長い
それでも 過ぎ去るのは 早い
冬の中にあっても 春は動き出している
それを感覚の端で感じながら
今宵も 為すべきことを ひとつ またひとつと
終わらせていくのです