自分の感受性くらい 自分で守れ | stella d'argento /silver star

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銀星は瞬き、遥か彼方をも照らす。



幾つかの要因が重なって



今日は休暇を取っていた



取っていてよかった と思う体調で



人の少ない 自分の感覚だけを頼りに



安らげる場所へ 行きたくなった



ひとりでしなければいけない 作業






普段なら音楽も文章もなにもかも



遮断したくなるはずが



大切な友人が教えてくれたその場所へ



自然と足が向かっていた







射し込む陽の光と落とした照明の



絶妙なバランスが作り出す明るさに



ピアノの音が流れる 静かな 空間



剥き出しのままでいても 煩わしさも



障りも無い安らかさの中で



始まったばかりの展示を観た






観ながら店長さんと話をしていたら



それでいいんですよ と言って下さって



なんというか 許された気がした




フクロウをひとつどうぞ と



店長さんが下さった幸福の兆し



photo:01





中にぎっしり詰まったナッツが



幸福の種のように見えて



蒔いて 育てて 愛しんでいく



毎日について思った






その後 手に取った詩集で



私が好きな1編を編んだその名を知った



photo:02





今日も 明日も 変わらない 大切な 1日



感覚だけを頼りに訪れた場所で



相応しい1冊に出会えたのは



フクロウのおかげなのかもしれません