本当にそれでいいの?
そう訊かれた時にどう答えれば良かったのか
ゼロだと思うことを100ではないにせよ
せめて1にしたくて計画していたこと
自分の気持ちに素直になるならすべきだと思った
想定される負担があっても したいと思った
だから 100にするよ と言われてとても嬉しかった
100にしてくれるんだ と幸せな気持ちのまま眠りに落ちて
一日中その中を揺蕩っていた
諸手を挙げて喜んでいたことが無くなって
それに対して悪いと思っていることを告げられて
その選択をしたい背景もわかっていて
がんばってきてね と伝えるのが限度だった
淋しいと伝えてはいけない と 決めたことなのだから応援しなくちゃ
ふたつを心に言い聞かせるので精一杯
ウサギのように跳ねていた高揚感が消えた
儚い幻