もう少し先にあるはずだったこと
その話を聞いて参加できるように有給を取った
他の人とお休みが重なると行けなくなってしまうので
確実に行けるように まだ先なのですが と話をして
その予定が予想外に流れてしまって
それはまるでシャボン玉が弾けるように
呆気なく消えてなくなってしまった
そうして気付いたのは
自分で認識していたよりも
遥かに楽しみにしていた自分 だった
仕方が無いことだと分かっているので
他に切り替えてあれこれ考えている内に
勝手に涙腺が制御不能に陥って
頭と心がそれぞれ真逆のことを主張するので
酷く疲れてしまった
疲労が底知れぬ闇を隠して忍び寄ったせいで
楽しみにしていた自分の愚かさや浅はかさを
待ってましたとばかりに責め立てられた