9・11 | stella d'argento /silver star

stella d'argento /silver star

銀星は瞬き、遥か彼方をも照らす。



治療を終えた後は友人と待ち合わせ。


大体その位に と時間をおおまかに決めただけ。


拘束感が無くてとても日常的。


しっかり時間約束をするのがイヤというわけではなくて


緩やかさがあっても好いかな と思う。




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待ち人来たるまで一人酒。


本を片手にサングリアな自分時間。





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待ち人来たりてランチ開始。


目的のバジルパスタではなく週代わりメニューを選択。


アサリと豚の旨味がぎゅぎゅっと濃縮。


うわーこのスープでご飯を炊いてくれー という感じ。





上辺ではなくてちゃんとお話しましょう ということで


前回よりも色々なことが話題になって


まだまだあるだろうとその引き出しの多さに期待。


ちょっこしお手伝いさせてもらえることなどもあって


この秋冬は楽しいことが増えそうだぞ と


遠足前のようなわくわく感がふつふつと沸いてくる。




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マンゴー入りの為にロールケーキを諦めて


チーズケーキを頬張りながら考えたのは


グラウンド・ゼロのこと。




あの日に大切な存在を失った多くの人。


今の自分にとって 『 失いたくない 』 と思う存在について


考えてみたもののぐるぐるぐると結論は出ないまま。




何かを得る為には何かを失わなければいけない


ということは分かっているのだけれど


一番大切なものを失って手に入れた病気とは


全く別ものだよなぁ とぼんやり。





そんな可能性について考えながら


緩んだ身体に無理をして行動してみたものの


結論に結びつくようなことはおろか


まるで意味が無かったので疲労感が倍増。




早く風立ちぬ秋になりますように。