予約をしているにもかかわらず
待たされるというのは病院ではよくあることで
その為に前の患者さんがおしている場合
連絡をもらえるようにお願いをしています。
終業と同時にオフィス飛び出して
急いで行って疲れて待って・・・
というのが何度か続いた時に
調子がとても悪くなってしまったことがあったので。
で、今回はその連絡に気付かずに
いそいそ行ってしまったので40分位待つことに・・・。
新患さんが長引いていて・・・とのお話に納得。
私の時にも2時間半位費やして頂きました。
その為に待つ時間も覚悟をしまして
ぼけーと待っている所へその新患さんが
治療を終え出てできました。
ご両親と、中学生くらいの女の子。
待合室に座るとその子はポロポロと泣き出して
「 どうしたの?まだ痛いの? 」 と問うお母さんに
「 痛いのが無くなったの・・・ 」 と答えました。
傍からお話を聞いていた所
同じCRPSであることや痛みが続いている為に
休学していること等が分かりました。
幾つもの病院を回って原因も分からなかったのに
「 大丈夫、良くなるから頑張りましょうね 」 と
初めて言って頂いた時のことを思い出しました。
自分もほっとして僅かに光が見えたことや
あの時母の目が潤んでいたことを。
その気持ち、良く分かるよ。
頑張ろうね。
1年後はきっと変わっているから。
そんなことを心の中で呟きながら
こっそり貰い泣きしてしまいました。
若く成長期の人の方が反応も回復も早い
という話をその後の治療中に聞き
負けないように頑張らねば!と気持ちを新たにしました。