冬の匂い | stella d'argento /silver star

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銀星は瞬き、遥か彼方をも照らす。


吐き出す息が白く見える日が増えてきました。



陽射しが無いと極端に寒く


頬を撫でる風が刺すように冷たくて


冬独特の感覚が戻ってきました。




冬で一番好きなのは朝。



まだ街が眠っている朝方に


ベランダで深呼吸をすると


新鮮でひんやりとした空気が


肺いっぱいに満たされて


細胞のひとつひとつが少しずつ目覚めていくよう。



他の季節の朝も好いけれど


冬の朝はなぜだか


気合というか1日のスイッチを


きちんと入れられる気がするのは


温度差のせいでしょうか?